忘れていた私
思うままに、ひらめきのままに、カラフルな絵を描いていて気がついたよ。
私はもっと色を使いたい。
絵だけじゃなくて、服も、日常のあれこれも。
もっともっと、カラフルに、色に塗れたい。
蜷川実花さんの写真集を初めて手に取った時の感動をなんとなく今これを描いていて思い出した。
花の色、夕陽の色、空の色、自然が織り成す風景の色、色、色…
私はいつもそれらに圧倒されて、パワーをもらってた。
『愛して欲しくて』私は無難な人間になったんだね。
かわいいって言ってもらいたくて。
綺麗って褒められたくて。
愛されたくて。
でももう、大丈夫だね。
愛しているし、現に愛されているから。
私が、私を取り戻していく。