クマ取りカウンセリングに行って倒れた話
先日クマ取りのカウンセリングに行ってきた。
高校生の頃あたりからずっと気にしていた憎きクマ。
ここから1歩も動かんぞと鎮座し続けるクマ野郎。
血行不良かと思い、色々と試してみるも全く無くならない、しぶといやつ。
それを消したくてようやく行動におこした。
まずは、カウンセリングの予約を入れた。
クマ取りのカウンセリングは、今回が初めてでワクワク。
着いてカウンセリングシートを書いてすぐに個室へ。
先生の診察の前に、女性が色々と話してくれる。
施術方法、リスク、術後の経過やダウンタイムの過ごし方。勉強なりますと言わんばかりに真剣にふむふむと聞き入る私。
しかし、ダウンタイムの話の時、
「これは別の院での事例で物凄く稀な例なのですが…」
と見せられた血の涙の画像。
「おっっっ」
レポなどで血の涙の事は知っていたが、
画像ははじめて見た。
その瞬間、頭から血がスゥーと引いて冷や汗が出てくる。
(あ、やばいやつだ
これ学生時代に朝礼で倒れる時になるやつ…)
スっと手を挙げて、
「た、倒れそうです…」
と申告して、そのまま床に倒れる。
「倒れそう」じゃなくて「倒れます」の間違いだった。
説明してくれていた女性も驚きつつも、
「すぐに看護師呼んできます!」と対応してくれ、
手術室が空くまで少しここでお待ちくださいとの事。
吐き気と戦いながら、床に寝転び待機。
こんなきれいなクリニックの床を私の吐瀉物で汚すわけにはいかん!
と、己の胃袋と静かな戦いを繰り広げる。
いやはや、申し訳なさすぎる…
いつも私はこうなんだよなあ。
と色んな気持ちが浮かび上がってきながら、天井を見上げ、渡されたポカリをストローで吸う。
手術室が空いたので、運ばれて手術台で横になる。
血圧を測ってもらうも、数値は相変わらず低く、「落ち着くまで横になっててくださいね」と言われ看護師さんは一旦戻られて、1人ぽつねんと過ごす事に。
こういう時のポカリって、本当に体にしみる美味さだ。
数分ほど横になっていると体調も落ち着き、また説明の続きと、院長先生との会話でこの日は終了。
あんな事がありながらも、
クマは取りたいので手術はする事にした。
今回の決心は固いのだ。
「また迷惑をかけてやらかした」と自分を責めそうになるが、
ここで目の手術するのか
と手術室の見学や予習が出来たので、よしとする。
そんなこんなで、今週末にクマ取り手術があるのでドキドキしている。
また術後のレポも上げていきたいと思う。