桑の葉

今日の七十二候|蚕起きて桑を食む

うかうかしていて、1日遅れてしまったが、昨日は蚕(蚕)起(お)きて桑(くわ)を食(は)む

桑の葉と聞いて私が連想するのは、神仙桑抹茶ゴールドだ。
茶処で有名な九州八女の老舗お茶屋さんが作っている青汁?である。
その名を聞くだけでマズそうと敬遠され、年配者の飲み物と思われがちな青汁だが、私は愛飲歴7年の青汁LOVER♡
大好きな青汁トップ3にランクインするのがこの桑の葉の青汁なので、蚕さんが食むのもうなづける。

実は皇居の中には養蚕所があるらしい。
2018年5月22日の毎日新聞にこんな記事が載っていた。

皇后さま、養蚕施設で「給桑」
皇后さまは、21日皇居の養蚕施設「紅葉山御養蚕所」で、蚕に餌となる桑の葉を与える「給桑(きゅうそう)」を行われた。皇室の養蚕は明治以降、歴代皇后によって受け継がれている。

皇后さまが養蚕作業を代々受け継いでおられることをはじめて知った。
毎年5月ころ、「御養蚕始の儀」からはじまり、天蚕(てんさん)の種を和紙に貼り付けたものをクヌギの枝につける「天蚕山つけご作業」を経て、蚕に桑を与える「ご給桑行事1回目、2回目」、そして蚕を蔟(繭づくり専用の器具)へお移しになる「上蔟行事」→繭を初めて蔟から外す「初繭掻行事」そして6月下旬に「御養蚕納の儀」でしめくくられる一連の作業を自らが行っておられる。

参照:宮内庁HP 天皇皇后両陛下のご日程ご養蚕に関する用語

天皇陛下のご退位が来年4月30日に決まり、皇后美智子さまが行われる養蚕作業も今年が最後となり、来年からは雅子さまに引き継がれることになる。
今日も青汁をの飲みながら、平成の終わりが近づいているのを実感した。


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