みるく犬
人生も円熟してそろそろまた自分の人生を生きなおそうと考え始める50代のほぼ専業主婦だったわたし。ある日突然足元をすくわれ、ゼロから経済的自立を余儀なくされた話(現在進行形)。
深く考えたり論理的思考が苦手な自分の訓練のための練習帳
いつかの鉄塔。山肌にスッと立つ鉄塔に訳もなく心ひかれる。
夫がバグって52歳で人生がけっぷち女の独白2で書いたように、うちの夫がバグるのは2度目だ。 今日は1度目のバグのその後を独白しようと思う。 なんとか1度目のバグを乗り越えてきたわたしたち家族だが、実際は乗り越えたというよりは「やり過ごしてきた」という方が正しいのかもしれない。 ひとたびヒビが入ってしまった鏡をいくら念入りに貼り合わせても、所詮それは割れ鏡であることに変わりはない。 夫は、「ごめん」とか「ありがとう」という言葉を使わない人である。 あえて使わないというよりは
このところ、複雑に絡み合った悩みの解決の糸口すら見つけられずに、心が闇にしずんでゆく日々をどうすることもできずにいる。 今朝ちょっとしたことで心のバランスをくずしてしまって、急にこみ上げる怒りをどうすることもできずモノにあたりまくった。 サイテーのきぶんだ。 このままだと本当に本当に私の心は戻れないところまでいってしまうのかもと思うと、こわくてなさけなくて涙が止まらなかった。 午前中の予定もキャンセルして、無心になりたくて観音様におまいりした。 観音様は約800段のでこぼこ
お山の上にさりげなく掛けられていた日めくりの今日のことば。蝉の声をききながら800段の階段を登ったごほうび。
何でこんな試練ばかり?ってなった時に気づく。 ふつうの日々ってハッピーのかたまりなんだな。 あの青い空の日を思い出して、あとちょっとふんばってみようか。
判断基準が良いか悪いかのどっちか。 他人のことを批評してばかりいる。 自分の考えを延々と聞いて貰いたがる。 私、聞いてもわからないのでできないと丸投げする。 母と過ごす時間が増えて頻繁にイライラするのは、彼女の言動は自分の写し鏡だと気づいたから。DNAの一本道が見えた気がする。
うちの夫は私から見れば、思考も行動もまったく見当つかない宇宙人のような人。 ただでさえ宇宙人な夫は、バグるのがこれで2度目。 1度目は牛乳販売店をはじめてたしか2年目だった。 脱サラして何もかも新鮮でやる気に満ち溢れた夫は、まだ牛乳業界の右も左もわからないけど地元の牛乳販売店が集まる会の副会長をいきなり引き受けてきたのだ。 子供の頃からいい子で真面目だった夫は、自由で個性的な経営者に影響されて、30代ではじめてお姉さん方のいるお店で遊ぶことを覚えた。 そして店の経費で飲み歩
異常な暑さが続く平成最後の夏のとある日。 一通の内容証明郵便が届いた。簡単に要約するとこうだ。 もうかれこれ5ヶ月支払いが遅れがちで、オタクのご主人と連絡とろうにも取れない状況が続いているよ。 このままだと連帯保証人のあんたとあんたの父親に責任とってもらうか、抵当に入ってるお家をいただくよ。 これが人生52年目、結婚して25年目にしてわたしに襲いかかった人生最大のピンチのはじまりだ。 話は結婚6年目にさかのぼる。 某車メーカーの営業マンをしていた夫が、会社をやめてわた
平成最後の夏、40℃にせまる連日の厳しい暑さの中、83歳の父が突然のけいれんと高熱で救急車で運ばれる事態になった。 父の闘病記録を現在進行形でnoteに記しておく。 極めて個人的な忘備録なので、興味のある方はどうぞ。 2年前にも乖離性大動脈瘤で命の灯火が消えそうな一歩手前を経験した父。81歳と高齢ではあるけれどとても元気でアクティブに暮らしていたので思い切って血管バイパス手術に踏み切った。 奇跡的に元気になった父は、大好きな電動自転車でのサイクリングに1日2回でかけて、友だ
西の方に在住している私は、初夏の頃つぎつぎと降りかかる天変地異に翻弄されるうちに、梅雨明けを迎えた。 しかし幸いにも変わらない日常を送れていることに感謝しながら、一方でこの殺人的な暑さは何なのだと憤ってしまう未熟者のわたし。 そんな不穏な風向きからはじまったわたしの平成最後の夏をなんとか明るくしようと、新しいことをはじめた。 それは資産運用だ。 株やFX、投資信託などは難しそうで今まで避けてきたが、初心者でもはじめられるように詳しく投資信託を解説しているインスタグラマーあや
うかうかしていて、1日遅れてしまったが、昨日は蚕(蚕)起(お)きて桑(くわ)を食(は)む 桑の葉と聞いて私が連想するのは、神仙桑抹茶ゴールドだ。 茶処で有名な九州八女の老舗お茶屋さんが作っている青汁?である。 その名を聞くだけでマズそうと敬遠され、年配者の飲み物と思われがちな青汁だが、私は愛飲歴7年の青汁LOVER♡ 大好きな青汁トップ3にランクインするのがこの桑の葉の青汁なので、蚕さんが食むのもうなづける。 実は皇居の中には養蚕所があるらしい。 2018年5月22日の毎
スーパーの駐車場の一角にあるダンボールも回収できる無人古紙回収ボックスを利用してみた。ポイントカードの発行→計測→ポイント付与と一連の手続きが全部セルフで完結する。業者が回収にまわる従来のスタイルを、客自らが買い物ついでにセルフ持ち込みにするというビジネスモデル考えた人すごい。
埋め込みがうまく行かず小一時間かかってやっと解決。 トライ&エラーは大事。 だけど、じかんかかりすぎやん、自分
私にとって今もっとも深い悩み。 そもそも私達夫婦は10年ほど前に一度破綻している。 離婚したがった夫を私が引きとめて現在にいたっている。 このドロドロした問題を深津さんの深く考える訓練で整理してみる。 どーん・・・ やる前からうっすら原因はわかっていたけど、破綻している結婚生活にしがみつくのは10年たっても「経済的自立ができていないから」。 自分が変わればこの結婚生活も良い方に向かうかもと前向きに考えて「離婚しない」決断をしたが、10年たっても一度失った夫への信頼をとり
たけのこの季節にはだいぶ遅いが、今日は「竹笋(たけのこ)生(しょう)ず」 たけのこご飯は大人になってからようやくおいしいと思うようになったもののひとつ。 子供の頃、京都の洛西に住む親戚から春先に採れるたけのこをいただくことが多かった。 母が作ったたけのこご飯や若竹煮やお吸い物など、春の恵みたっぷりのたけのこづくしの食卓は、この季節だけのごちそうだった。 庭先のさんしょのはっぱを摘んできて、手のひらでぱんっと叩いて香りをたたせていた母のしぐさを思い出す。 子供心には全くう