【カメラ】ニコンDFでベイスターズブルーの横浜を撮り歩く
今回は時事ネタです。いい感じの中古カメラ・ニコンDFでベイスターズブルーに染まるヨコハマを撮り歩く。
ねんがんのニコンDFをてにいれたぞ!
先日、新しい中古カメラを買ってしまった。ここのところ忙しかったこともあり、自分へのご褒美としてウッカリポチってしまった代物だ。
このニコンDFというカメラは2013年発売の中古カメラで、クラシカルな見た目をしたモデルである。そこそこ古いがフルサイズセンサーを積んでおり、1625万画素と画素数が控えめであることから高感度撮影はそこそこ得意なため、夜景スナップ機としては現役で使える。
しかしこのカメラの真骨頂はオールドニッコールが無条件で使え、しかも超似合うということだ。この子もAF NIKKOR35-70mm F2.8という現在の大三元レンズのさきがけとなったレンズなのだが、1987年発売というほぼオールドレンズに近い代物だ。
実写(みなとみらい)
そんなわけで早速実写を行ってみた。いつものみなとみらいなのだが、いつもと様子が違う。なんかすっげえ青くなってる。青くない??
ハッピーハッピー教のカーペインターさんの仕業らしい。世界のすべてをブルーにして幸せな社会を築くのが目的だそうだ。ブルー!ブルー!
素晴らしい思想じゃないか!!筆者めっちゃと気が合うな!!
①ぷかり桟橋
今回は臨港パークからスタート。このぷかり桟橋は少し前は普通の色だったのだが、最近照明が変わってなぜかゲーミングぷかりさん橋になってしまった。
ちなみにイベント仕様というわけではなくこの色が通常営業となる。いつもはもう少し水色っぽいかもしれない。
ぷかりさん橋から少し歩いたインターコンチネンタルホテル前より。
ヒャッハー!!ブルーだぁー!!
色温度を3500kに下げて撮っているのもあるが、肉眼で見ても実際に青い。なお観覧車がなかなか空気を読まない子で、19:45に着いたのだが、ここから青一色になるまで5分以上待った。
遠くに見える客船は三井オーシャンフジという船で横浜初入港らしい。横浜には新港ふ頭・大さん橋と大型客船停泊所が二カ所あり、その停泊スケジュールはここから確認することができる。
カメラが好きな人には船好きも一定数いるようだ。
②万国橋
横浜コスモワールドやワールドポーターズを抜けて、万国橋より。ここは定番スポットで、このアングルの写真がそのまま撮れる。
クリスマスイブ前後の全館点灯イベントでは、三脚を持ち込んだカメラマンが多く集まるのだが、今回もかなり多くの人が集まっていた。
③日本大通り(官庁街)
上から神奈川県警本部、横浜税関、神奈川県庁。官庁はお堅そうに見えて意外とノリが良く、皆ブルーに染まっている。なんだか悪の組織みたい(笑)
先ほどからポイントを変えつつ撮り歩いているが、まあしかし気分がいい。
世界を青く塗りつぶせば人は幸せになれるのだ。
④山下公園
そんなわけで山下公園までやってきた。公園のシンボルとなっている氷川丸だが、これも見事にブルーブルーになってしまっている。今回のライトアップで一番衝撃的だった。
この写真を撮った時点でほぼ20:57くらいになる。みなとみらいの方面の写真はここまで歩きながらいくつか取ってきたが、このポイントが最も引きのアングルとなる。
筆者的には24時間365日永遠にずっとこのままでも全然かまわないぞ。節電効果で地球温暖化対策になるし、何なら通勤電車の人身事故も減るしな!
サービス期間は終わったのさ
このイベント、お知らせによると17:00~21:00となっている。みなとみらいのライトアップは時間キッカリで終わることが多い。
ライトアップに協力しているビルは光熱費や人件費が発生している点、省エネや周辺住民への配慮の観点から致し方ない面もあるのだが、本当バチっと消えるのでなかなか無常感がある。
けど今回は光源変えているし、山下公園やマリンタワーはまあ大丈夫だろう、さて三脚を据えて撮ろうかと思った矢先、、
ブルーさんタイム、終わる。
おいィ?まだ氷川丸正面とマリンタワー撮ってないんだが?このライトアップは早くも終了ですね
そんなわけで、頑張っていたハッピーハッピー教のカーペインターさんだが、ネスに退治されたせいで正気に戻り、いつもの日常風景に戻ってしまった。諸行無常である。
なおマジレスすると
ちなみにマジレスすると、このイベントはDeNAベイスターズ優勝記念行事の一環で、特別ライトアップを行うというものだった。
1960年の大洋ホエールズが優勝、その後38年ぶりとなる1998年に横浜ベイスターズが優勝、その26年後となる2024年にDeNAベイスターズ優勝となる。
11/29(金)・30(土)の2日間限定のイベントのようだ。金曜はこのイベントの存在を知らず、土曜日に仕事先で知ったため、大急ぎで撮りに行ったのだが、行って正解だった。
みなとみらいは毎年クリスマスイブ前後に全館点灯イベントが行われるのだが、それに比べてライトアップはかなりレアでおそらく今回限りのもの。
もう一度楽しむにはがんばってベイスターズに優勝してもらうしかない。何年後になるかな~(遠い目)
その他の写真
このイベントでは大さん橋から5分間花火が上がっていた。横浜では開港記念日などにイベントが潰れた分の花火を5分間程度で小出しに上がるときがあり、今回もそれの例による。
みなとみらいの1コマ。ちょっとフィルムライクな写りで好きな一枚。
レンズは「写りが古い」という概念があり、オールドレンズで撮るとどこか懐かしい感じになる。この写真だと車列の雰囲気がよく出ている。
カフェ・ド・ラペ。産業貿易センター2階にあるカフェレストラン。この建物にはパスポートセンターがあるので海外旅行好きな人にはおなじみのビルだろう。
デートで行ってみたい願望が昔からあるのだが、どうも縁がないようでまだ行けていない。そんなこんなで十数年が経ってしまった。諸行無常である。
まとめ
そんなわけで、中古カメラを購入してエンジョイした話だった。カメラネタは本来自ブログで書くところだったのだが、今回は時事ネタにつきnoteで書くことになった。
家電量販店に並んでいるミラーレスカメラはかなり高額だが、中古の一眼レフカメラになると案外とリーズナブルに楽しむことができる。レンズのマウント径が変わったことと、生産台数が多いため玉数が多いためだ。
撮影性能自体は一眼レフカメラでほぼ完成しており、その気になればミラーレスの半額~1/3でフルサイズセンサーのカメラは買えるし、この通り普通に楽しむことができる。
そのため動画を撮らない人ならば一眼レフカメラでも問題はない。そもそもニコンDF(本機)の場合動画撮影機能自体がない。
10年前の型落ちデジカメと思いきや侮るなかれ。夜景やボケに関してはスマホとは一線を画する写真が撮れるので、写真を撮るのが好きな人はよければいかがだろうか。