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バームクーヘン
今日も一日お疲れ様です
今、山は美しい紅葉でいっぱいです
秋晴れの中に映える赤や黄色の木々を見ると嬉しくなります
5年前くらいに、実家の本を断捨離していて、一冊の本を読みました
私はこの人になりたい!
私の生き方はこれだ!!!
そう思いました
「木を植えた人」という本です
実話を元に書かれたそうですが、改めて木の大切さ、偉大さ、自然の逞しさ、一人間の悲喜交々を感じました
遠い国の話ではなく、日本にも木こりがいて、祈りを捧げて、礼を尽くして、一本一本の木を命がけで切っていた時代があり、美しい野山が作られ海も人も生き物も守られてきたと思うのです
狭い日本では勝手に植樹できる場所はないのかもしれないのですが、私の「村」には針葉樹も広葉樹も植えて、腐葉土ができて、海には鉄分も含まれたきれいな自然濾過された雪解け水が流れ、海藻もたくさんできて、多種多様な生き物の世界を作る計画です
写真は白神山地の青の池で撮った木々です
曇り空なのに本当に青くて、美しくて、倒れて浸水した木も視えていました
なん年前からあの状態なのだろう
植物の名前とかまだまだ勉強不足ですが、日本ミツバチやホタルも、鮎もイワナもヤマメも、人間も、みんな繋がっていて、みんなが綺麗な空気を吸いたいし、綺麗な水が必要だし、生きた大地と太陽が必要で、それぞれの恩恵を受けていると思います
「木を植えた人」の起こした奇跡が証拠です
ちなみに、日本人は綺麗好きで、でも行き過ぎて、私も潔癖症なので気持ちは分かりますが、除菌や殺菌のし過ぎが環境や自分の腸内細菌のバランスも狂わせている元凶ではと思うのです
茅葺き屋根や、古民家、昔の家は木や自然素材で出来ています
茅葺き屋根の藁が燻されて防虫になったり、また植物細胞に棲む目に見えない微生物さえも共存していたと聴き感動しました
暑さや寒さ、多湿や台風、地震の多い日本で、調湿をし、免震をし、夏に涼しく、冬に温かい素材、設計をその土地土地の大工さんたちは知っているのです
かっこよ過ぎます
岩手には南部曲がり屋という、馬を家族のように愛でていたので、同じ屋根の下で暮らせる家の造りになっている建物があり、馬も嬉しいし、馬の体温が高いから、冬には人間にも温かいというメリットもあり、私はそんな県に生まれて幸せです
そしてまた、南部曲がり屋のカフェで聴いたのですが、家の南側には山の南面に生えた木を使っていたらしいです
詳しくは分からないけれど、きっと理にかなっていると思うと、素晴らしくて泣きそうでした
うん、やっぱりいいですね、木
ちなみに、木の香りが大好きです
サンダルウッドのアロマオイルが高いので、天才な私は、そうだ、お香を使えばいいんだ!と気づいたのです
お線香屋さんで、白檀の香りを嗅いでは陶酔し、そこで出逢った伽羅の香りに虜になりました
まさに天にも昇る心地良さ
そもそも墨汁の香りが好きで、世界堂で様々な墨の匂いを嗅いでは、いつか作っているところに行きたいと思っていました
また、香川にいる香りを作る職人さんのところにも
興味はまだまだ尽きませんが、木の良さ、木の大切さをもっともっと追求して行きます
今日も最後までお読みいただきありがとうございました
ではでは