仙台移住3ヶ月が経って:街のこと(1/2)
岩手で生まれ育ち、北海道に5年、東京に9年近く住み、実に約14年ぶりの東北生活。宮城県仙台市での暮らしは初めて。
なつかしい気持ち2:新鮮な気持ち8で過ごした最初の3ヶ月間の感想です。
駅前のアーケード街が迷子になる広さ
これどこまで続くの?
交差点の先に新しい商店街が出てきたけど?
こっちにも別の商店街がある……
商店街の中に横丁? 飲食店が100以上……?
こんな感じで、仙台駅西側のアーケード街がとにかく広い!
クリスロード、ハピナ名掛丁など6つのアーケード街が隣接していて、吉祥寺のサンロードとダイヤ街の3、4倍はありそう。
近隣には、青葉通りや定禅寺通り、晩翠通りといった大きな通りもあるし、飲み屋街の国分町、文化横丁、いろは横丁を含めたら奥が深すぎて……。
商店街を歩くたびに「周りの人たちはどこへ向かっているんだろう」と不思議になるので、まだまだ開拓の余地ありですね。
仙台駅の第一印象は立川駅みたい
アーケード街は仙台駅の西側に広がっていて、近くには県庁をはじめ公共施設も集まり、この辺りが仙台の中心地のよう。
三越や地元の老舗百貨店 藤崎、駅ビル エスパルなどの大型商業施設も充実しています。駅の東西をつなぐ駅ビルの雰囲気はまるで立川。
仙台駅西口のデッキに出ると、目の前にロフトやパルコなどのビルが立ち並んでいて(これも立川っぽい)便利で都会的! ……と思えば、すぐそばの仙台朝市で新鮮な魚を売っているコントラストも魅力です。
仙台駅周辺でお気に入りのお店は、PARCO2にある東北スタンダードマーケットです。
※2022年秋にPARCO本館B1へ移転したようです。
東北の工芸品や雑貨、食品をセンスよくセレクトしていて、眺めるだけでもときめく……。仙台駅からすぐなので、旅行で訪れる方にもおすすめ◎
道路と歩道が広ーい
家が最寄駅から徒歩圏内&夫婦ともに在宅ワーカーなので、今のところは車を持たずに生活しています。
仙台はJR・地下鉄・バスが充実しているとはいえ、地域によっては車社会。人が多ければ車も多く、片側3車線や4車線の道も。
仙台にある日本一大きな交差点はなんと片側8車線(!)さすがに立体化を目指して工事中とのことですが、どっちにしろ運転が大変そうだ……。
そして、歩道の幅も広いのがうれしいです。
1車線くらいの余裕があって、自転車レーンもあるので双方が安心・快適。仙台市の中心部にはレンタサイクルが多く設置してあり、たびたび利用しています。
新幹線も飛行機も温泉も30分圏内
私の家からは、仙台駅も仙台国際空港も温泉地も30分圏内です。これがとくにうれしい。
たとえば、新幹線は東京、飛行機は羽田、温泉は箱根、山は高尾、海は千葉・神奈川、このブランドは銀座、渋谷……と分散している機能やレジャー、ショップが仙台市に集中しているわけで。
まさに、ぼくのかんがえたさいきょうのまち!
まだ新幹線と飛行機には乗れていませんが、最寄りの路線バスを使って秋保温泉へ行きました。ここも私の住む太白区と同じ区内。里山の風景に新旧が入り混じるポテンシャル高めの地域で、すっかり魅了されています。
作並温泉も行きたいし蔵王や銀山温泉にも足を伸ばしたいな……。
仙台暮らしは移住の一歩め
まずは、利便性の高い仙台市で賃貸暮らしをスタートしました。
ここをベースに、宮城県内で永く住みたい街を探していきます。暖かくなってきたし、頃合いを見ていろいろな市町村を巡りたいな。
今のところ自然と共生できる暮らしが理想ですが、あくまで理想。広い視野で将来を考えていきたいです。
締めたふうになっちゃいましたが、次の記事で仙台の冬や食、人についてレポします。