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無機物と機構と中日


こんにちは。

実は、三連休の中日はすべり込みでプロトログを見てきました。


00_きっかけ


最近の平日はなぜか、日付が変わるくらいまでPCと睨めっこしておりました。

気づけば三連休がはじまって

一日目は夜までガッツリ寝て
Twitterを眺めていたら、同級生が載せていたプロトログの写真が目に留まり

行ってみたというわけです。


(……浅いッ!!)

01_プロトログとは

展示タイトルに言う「プロトログ(protolog)」とは生物の新定義する際におこなう最初の記載(原記載)を指す語である。同時に、本展では、一流のデザイナーの着想の始源(プロト)、そこから作品の生成に至るまでの思考の日誌(ログ)を提示することをとおして、人工物デザインの発生プロセスを記載する語としても用いることにした。

https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/events/z0301_00142.html

いわゆる一流のデザイナーによるデザイン日誌というあまり聞きなれない言葉を他所に、


今回、2022/07/18までKITTE丸の内にて展示されるということで行ってきました。


撮影不可エリアには、

主に動物の骨格標本だったり、リアルな動物模型もちらほら

その他石や銅像(首ちょんぱ、体ちょんぱ)、蓄音機コレクション達がおりました。


ものすごくリアルなおこじょが可愛かったのと、恐竜みたいなウマが印象的だった。

撮影可エリアには、以下のような

山中教授を中心に開発されたモノ達がありました。

精度の高い方位磁石が入ってるらしい
親指のみで操作できるキーボード
操り人形
人が乗ってても乗ってなくても走行可能
用途によって形が変わるらしい。なんか楽しそう。
義足のスケッチ。絵が上手い。。
山中教授は大学時代、大学を休んで漫画を書いていたそう
この画力はそこから来たのか
ちゃんと伏線回収して職に活かせているのがすごい。
動物の滑らかさ、しなやかさを研究し作られた義足
これは、、なんだっけな
8つのタイヤが動物の足みたい。コガネムシみたいな光沢が綺麗だった
3Dプリンタで作成された山中教授自身の生前遺骨
こちらも3Dプリンタ
曲線の凸凹が入れ替わる仕組みで、動いてるんですよ。
まるで生物
噂のCyclops
ただ眺めるだけ。かわいかった

あと写真撮り忘れたが、人に反応して東京喰種の赫子みたいにブワッと開くモノがあった。

帽子をかぶっていたからか、私には反応しなかった。



しかしこれらが無料で見れてしまうってすごい。

展示とかあまり行ったことがなく、バンクシー展以来だったが面白かったなぁ

どちらかというと博物館寄りだった



やっぱり無機物と機構の融合って面白い

図録が7700円で売っていたので買おうか迷ったが、眉サロン代を引かれた手元に5000円しか残っていないことを悟り、やめた。

参考


02_感想


”エンジニア”と一括りに言っても職によってかなり違うんだな。

作ったものが目に見えるって、

自分の発想が、好きなことが仕事にできるって、良いなあ


自分の好きなことは何だろう






行きの電車で、山中教授のTwitterなどを拝見したら、デザインエンジニアという言葉があった。


まあどうせwebサイトのデザインとかフロントエンジニア的なこと言ってるんだろうと、

少し膨らんだ期待をなだめつつ

少し深掘りして感じたことは、

設計図を描くことから始める、いわゆる"アート"の意味でのデザイン×エンジニアだった。

まさに自分の理想の形で、実現していた人がいることに感銘を受けた。


簡単にできることではないだろう。



でも自分も何年後か、こんな風になりたい。


今やっていることも続けつつ、まずはデザインの勉強からはじめようか



ps.



店を出る時、エコバッグにもなるブーケボックスを見つけた。
誰かのお祝いごとにあげると映えるし喜ばれるかもしれないなと思いながら、


気づけばオリーブをかかえてる電車内。



大切に育てます








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