似て非なるもの
【にてひなるもの】
似て非なるものとは、一見似ているが、本質は異なるもの。いかにも道理に合っているようだが、正しくないもの。まがいもののこと。
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同じように見えて、少しの差のように見えて、実は大きく違うもの、全く別なもの、ということが最近しょっちゅう私の目の前に現れる。
時間を無駄にダラダラ過ごすことと、あえて何もしないこと。
自分を甘やかすことと、自分を大切にすること。
何でもかんでもポジティブに捉えることと、物事のあらゆる面を見た上で良い方を採用すること。
自分や他人に対して甘いことと、自分や他人に対して優しいこと。
ナルシストであることと、自分のことを認めて褒めること。
似てるから同じだと捉えることは、喩えるなら、一卵性双生児の二人を見て、「見た目そっくりなんだから、ま、二人は同じでしょ?」と言ってるようなもの。
乱暴な捉え方だ。
でも案外気づけないし見えてないことも多いと思う。
ふと立ち止まってよく見てみたら、
深呼吸して考えてみたら、
あっ、全然違うんじゃない?と空から声が降ってくる。
ひっかけ問題のようなものだ。
素知らぬ顔をして、あたかもそれが正しいかのように立っている。
それに気付けるかどうか。
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