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【使える!伝わる!英語でひと言!Vol. 3】

英語で伝えるのが難しいとか、苦手だからと敬遠している方がいたら、まずはそんな「思い込み」を解き放って頂きたい。意外と知っている単語だけでシンプルに伝えることができるものです。知らないのは「使い方」。仕事のなかで、プライベートで、さっと使えて伝わるひと言を紹介します。

★今日のひと言★

“Thank you for your cooperation as always.”
いつもお世話になっております。

日本語のビジネスメールの書き出しです。しかしメールは用件のみを簡潔に、と考える(とくに米国の)人たちには余分なひと言かもしれません。それが無いからといって、失礼に値することもありません。ただ海外のお客様に対して、協力してくれている仕入先に対して、あるいは海外拠点のメンバーに、まずは日頃の感謝を伝えたいなら、これを決まり文句として覚えておくと良いでしょう。この文章を正確に駅すと、「いつもご協力ありがとうございます」となります。 cooperation「協力」の代わりに、 suppon「支援」や assistance「援助」も同じように使えます。
as alwaysでも、単に alwaysだけでも構いませんが、「いつも」というニュアンスがこれで加わるので、初めての人には当てはまらないかもしれません。今回はメールの書き出しについてお話します。

《メールの冒頭に何を書くか》
あなたの名前を書く必要はありませんし、標題をまた説明する必要もありません。それらは全てメール開封前にわかっていますね。 Thank you for~ を書き出しに使うと、その後がスムーズです。

(1)メールを受取ったとき
Thank you very much for your e-mail.
Eメールをどうもありがとうごさいます。

(2)迅速な返信があったとき
Thank you for your quick reply.
早々のご返信ありがとうこさいます。

(3)何かを送ってもらったとき
Thank you for sending me the document.
資料を送って頂き、ありがとうこざいます。

(4)来社に対するお礼をしたいとき
Thank you for visiting us yesterday.
昨日は弊社へお越し頂き、ありがとうございました。

《メールの目的を述べる》
その後は本題(メールの目的)をズバり書いて下さい。何度もやり取りしているなら、本題から即入って構いません。
英語の文章構成では一番言いたいことを前に持ってきて、それから理由を述べていくというのがスタイルです。ぐだぐだと理由を述べて本題を最後まで読まないとわからないのは、読み手をイラッとさせてしまいます。

(5)件名に本題が含まれているとき
Regarding the subject, we would like to confirm the result of your inspection.
標題の件について、検査結果を確認したいと思います。

(6)問い合わせに対して
In response to your request, I'm sending you three copies of our company brochures.
こ依頼にお答えして、弊社のパンフレットを3部お送りします。

Thank you for~ のお礼を言った後は、その感想を述べるのが一般的な流れです。どうして感謝しているのか、何故嬉しいのか、それを素直に述べると気持ちがより伝わりやすくなります。

(7)助かりました、というとき
It was very helpful for us to have the information soon.
直ぐに情報を頂けて助かりました。

(8)もう一言、(4)につけ加えるとき
The meeting was very beneficial to us.
会議は我々にとって、とても有意義でした。

日本人は感謝をする時でさえ「すみません」を使い、一方、英語を話す人たちは" Thank you."を類繁に使います。どちらも感謝の気持ちを伝えているのですが、「そんなことをして頂くなんて、恐縮です。」という、感謝の中
にも謙遜を込めた「奥ゆかしさ」があるのも、日本人の特徴のような気がします。

《宛名「~さんへ》
最近では日本式で -san「さん」(例: Joe-san, Biden-san) が多くの業界で一般的になり、外国人もそれに合わせてくれる様になってきました。苗字でもファーストネームにでも使え、性別や役職などを気にしなくてもいいので便利ですね。英語の場合、苗字にはMr. (男性) またはMs. (女性) をつけますが、ファーストネームに
は何もつけません。「呼び捨て」という感覚はないので、そこは心配無用です。また、女性の既婚者・未婚者 (Mrs.またはMiss) の区別は、ビジネス上関係ないのであえてしません。但し上司の「奥様」など、ファーストネームで呼ぶことはない方に、Mrs.を使うことはあります。2度目以降のメールや親しい間柄なら、Dearの代わりに Hello_を使って、 Hello Joe-san, と書き始めたりします。
by あきりんご🍎

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