2021年3月15日のFMひがしくるめの放送内容です
2021年3月15日(月)
みなさん、こんにちは。倉嶋桃子です。
3月と言えば、卒業のシーズンですね。
我が家では今年、誰も卒業にあたらないのですが、幼稚園時代の卒園式の話が出たり、最近の卒業式のトレンドなどについて話題になりました。
今年は、在校生は代表者のみの出席となり、一般の生徒は参加することなく休校となったり、全員での合唱がなくなったりと、昨年よりさらに工夫をして開催をする学校が多いようです。
卒業式の変化といえば、思い出の残し方も変わってきました。
子どもたちが小学生時代だった10年位前くらいから、学校の風景や卒業生全員の集合写真、イベントごとの写真などが収められたハードカバーの卒業アルバムというものを全員受け取るという形式以外に、そのような写真類がまとまったDVDを、卒業記念品として受け取る方法を選択できる形式だったり、クラス毎に子どもたちの普段の様子がわかる写真や、クラスで取り組んだポスターや学級新聞といった作品類の写真、学年全体で取り組んだ行事の様子などをまとめた写真類に、BGMをつけてDVDにし、記念品の一つとして先生が制作し配布したり、その変化に大変驚いたものです。
さらに、高校生の中には昨年から今年にかけてはコロナ禍で、学校行事がなくなったり、修学旅行などをはじめとする全員で外出して思い出を作るようなものがなくなってしまったこともあって、学校内または、地域などで活動した模様を、映画のようなストーリー仕立てにし、撮影したものをDVDにしたり、プロジェクションマッピングの映像を在校生が作り、卒業式の中の催物として映像を流したり、本来全員で歌う合唱をパートごとに歌声を別に収録し、先生が編集して一つの歌にまとめたり、卒業生が自分たちで編集・製作したものを流したりと、最新のパソコン技術やアプリ技術を利用したものも多いような話もニュースで聴きました。
また、最近の思い出の残し方として、InstagramやTikTokというアプリを使って卒業に関連する投稿をするということがあるそうです。
このようなツールを日頃から使っている世代は、「SNS映えする」ということを意識したイベントを考える傾向があり、そういった世代に人気のものは、制服をみんなで投げた様子を写真で撮ったり、黒板アートをしたり、学生のうちにしか撮れない写真や映像を、学校のロケーションを使って収めたり、友達と撮った写真や動画を編集してまとめ、一つの動画にし観賞会をしたりして、その様子をInstagramやTikTokなどに最新のトレンドの曲をつけて投稿する、ということもあるとか。
時代が変わり、表現したいもの・表現の仕方は変わってきているものの、卒業式を大切なイベントの一つと捉え、お友達と学校で過ごした時間を大事な思い出として残し、時には振返り味わいたいという気持ちは、昔と変わりない部分なのかもしれません。
さて、今回は「人情味あふれる庶民の味方、名奉行大岡忠相のお話」を、お送りいたしました。
番組では、ポッドキャストによる配信をおこなっています。
従来のPodcastは、著作権の問題で音楽を除外したトークのみのものでしたが、クラウド音楽サービスを利用することによって、ラジオ放送と同じ構成で、トーク・番組内でかけた音楽、両方をお聞きいただくことが出来ます。
番組では皆様からのメッセージをお待ちしております。「試してみたよ」「作ってみたよ」といった番組で取り上げた内容のご感想、みなさんが感じる幸せのひとときなど、ぜひお聞かせくださいませ。
それから、番組の構成上、時間の都合でリクエスト曲にはお応えできない場合がございます。ご容赦くださいませ。
今週もみなさまにとって素敵な1週間になりますように。
倉嶋桃子でした。
<参考資料>
変わった!?平成生まれの卒業アルバム最新事情
https://blooming-days.njs.xyz/8w4n
2021年「高校の卒業トレンド」を調査/もう第2ボタンはいらない?「制服投げ」がSNS映え!8割以上が「卒業SNS投稿」に、こだわりアリ…人気の卒業ソングは平成のヒット曲から令和の最新曲まで
https://www.asahi.com/and_M/pressrelease/pre_24636553/
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