Bloodnix的 おすすめモニタースピーカーの話
おはようございます。
モニタースピーカー、使っていますか?
僕は結構スピーカーを使う頻度が高いんですが、現在の市場では安いものから高いものまで、モニタースピーカーが溢れています。
今回は自宅での使用を想定して、モニタースピーカーをいくつか紹介していきます。全てオイラのおすすめ製品です。よろしゅう
そもそもモニタースピーカーって必要?
まず第一に、本当にモニタースピーカーって楽曲制作をする上で必要?っていう話です。
結論から先に書くと、「必ずしも必要ではないが、あると便利」
これに尽きると思います。
僕も現在の制作スタイルはメインにヘッドホン(DT990PRO)を使用し、箱鳴りの確認や全体のバランスのチェック、音の定位の確認などに使用しています。
ヘッドホンメインでの制作だとどうしても耳が疲れてくるのですが、スピーカーがあることでリスニング環境が複数用意できているのでサウンドチェックにものすごく最適だと僕は考えています。
ということで、ここからおすすめのモニタースピーカーをいくつかピックアップしていきます。
ある程度大きなスピーカーを導入できる人向けのおすすめ製品
JBL 305Pmk2
僕の現在のメインモニターです。
空間が見やすいのと、全体の音のバランスが非常によくてモニタリングしやすいスピーカー。
何より、サウンドハウスから買うとペアで3万くらいで導入できるコスパの良いスピーカーです。迷ったらこれを買っておけマシン。
Popsからダンスミュージックまで、幅広く対応できます。
ADAM AUDIO T5V
305P mk2に乗り換える前のメインスピーカーです。
JBLと比較すると少し高くなりますが、こちらはパワフルなサウンドが得意な印象があります。
低音の質量は305P mk2より太めで、ダンスミュージックやヒップホップに向く印象。
空間はJBLに劣る印象があるので、好みで選ぶといいと思います。
デスクのスペースがないからコンパクトなスピーカーを導入したい人向けのおすすめ製品
ADAM AUDIO D3V
実際に音を聞いていない製品をおすすめするのもどうなのか…と思いはしたんですが、個人クリエイター向けの小型モニタースピーカーの終着点は完全にこれになってしまったように感じます。
というのも、後述するIK MultimediaのiLoud micro monitorが値上がりし続けている中で4万円台ペアでの発売だし、ツマミが前面についているので取り回しが非常にしやすい。
かつ、音ではプロから一定の評価があるADAM AUDIOからのリリースなので、発表時に相当話題となりました。
申し訳程度ですが、InstagramにてiPhoneを使用してサウンドを録音している投稿を発見したのでこちらを試聴させていただいたところ、この小型サイズでここまでしっかりとした音が鳴るのはすごいなぁ…となりました。
投稿をシェアしておきますので、ぜひチェックしてみてください。
IK Multimedia iLoud Micro Monitor
少し前までは気軽に人におすすめできるモニタースピーカーの代表だったスピーカー。
今定価6万円もするんですね…出たとき3万円台とかじゃなかった…?二倍かぁ…。
ホームユースでガッツリ使う!というよりかは、DJ用に置くとか、持ち運び用といった用途が主におすすめかな、と思います。
というのもあくまで個人的な主観ですが、現在の価格でiLoudを導入するのであればD3Vに逃げたほうが良いのでは?となるからです。
もし購入するのであれば、不定期にやっているセール時を狙うのがいいと思います。
この記事を書いている12/11現在では、定価6万円のところ3万7千円で購入可能です。
これくらいなら、検討していいかも。
サウンドには妥協したくない!サイズと金額フル無視でいいものを導入したい人向けのおすすめ製品
もはやここまで来ると俺もYouTube上にあるバーチャル視聴などでしか聞いたことない製品のレベルになってきます。
本当に聴いたことある製品は一つだけなので、それだけ書こうかな。
NEWMANN KH310A
お値段なんとペアで67万円!!!!!!!!!!!
バカすぎ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
………とはいいつつ、値段相応の音を引き出します。
一度渋谷の楽器店で視聴をさせていただいたんですが、サイズと金額がデカい分サウンドも空間も全部がしっかりとわかりやすいのが凄い。
サウンドは丸みがあるのに重厚感が凄く、サブウーファーなしでローエンドもしっかりと見れる欲張りっぷり。かつ、空間もものすごく広くて楽曲の粗が秒でわかるようになってました。こ、怖~~~~~~~…
大前提、しっかりとした防音設備とか無いとちゃんと扱えない仕様です。そりゃ67万円だもん。個人向けなわけがないよね。
最後に
今回はBloodnixがおすすめするモニタースピーカーの紹介でした。
マジでぶっちゃけた話をしますが、ネットに転がっている情報を完全に鵜呑みにせずにスピーカーもヘッドホンも選びましょう。
口コミは絶大な効果を発揮しますが、そのヘッドホンやスピーカーが「あなたの好みに刺さるのか」はまったくもって別です。
できる限り、店舗に出向いて試聴させていただきましょう。
ただし、お店の試聴機も様々な楽曲やサウンドを再生されているものなので、あくまでも購入時の目安程度にとどめましょう。
実際僕も店舗で試聴した音とスタジオなどで聴いた音が全然違った、なんて経験もあります。
なので、購入する際は
・ネットの情報を鵜吞みにせず。なるべく店舗で試聴させてもらおう。
・試聴した音は実際に購入した時に同じ音が鳴るとは限らないので、目安程度にとどめよう。
これらを意識することをおすすめします。
それでは。