ビーラインドプロジェクト、私たちのご紹介
ハロー!ビーラインドプロジェクトです。
noteでは、見ても見なくても見えなくても楽しめるものを増やして、一緒にワクワクする世界を目指すビーラインドプロジェクトの活動や情報を発信していきます。
さて、今回の記事は私たちビーラインドプロジェクトのご紹介です。
今回の記事でお伝えすることは以下の3点です:
1. ビーラインドプロジェクトの概要
ビーラインドプロジェクトは学生8名で構成された、視覚の状態に関わらずに一緒に楽しめる瞬間を生み出していくことを目的に活動している団体です。メンバー紹介はまた後日別の記事にて取り上げさせていただきますので、是非ご覧ください!
取り組みの第一弾として「見ても見なくても見えなくても楽しめるボードゲーム グラマ」を2022年3月に開発し、4月にはクラウドファンディングを実施させていただきました。また、これまでに全国各地の視覚障害関連の団体様や盲学校でイベントを開催させていただきました。2023年3月時点で、これまでに約1000人の方々にイベントでグラマを体験していただいています。
参考① グラマ クラウドファンディングページ
参考② 視覚障害関連事業を行なっている株式会社mitsuki様と共催したイベントの記事
2. ビーラインドプロジェクトが発足された背景
ビーラインドプロジェクトが発足された背景としましては、当時のビーラインドプロジェクト初期メンバーが感じていた課題にありました。それは、視覚障害のある人とない人が一緒に関わる機会が少なく、また関わったとしても一緒に楽しめるような機会であることがほとんどない、ということです。さらにその課題について考えると、メンバーの全員が視覚障害のある人とこれまで小学校の講演会以外では関わったことがなく、ましてや遊んだこともないということでした。
そこで私たちが最初に取り組むことに決めた課題が、「視覚障害のある子供とない子供が関わる機会がなく、また同じ場にいても一緒に遊ぶのが難しい」という課題でした。
視覚の状態に関わらずに一緒に遊び、友達になることができる場が増えるためにはどうすればいいのか?そこから始まったのが、「見ても見なくても見えなくても楽しめるボードゲーム」の開発でした。
開発当初はボードゲームカフェに通ったり、視覚障害のある方や盲学校で勤めていらっしゃった方にお話をお伺いしに行ったり、段ボールで切り貼りしてボードゲームのプロトタイプを作ってみたりしました。
そして出来上がったのが「見ても見なくても見えなくても楽しめるボードゲーム グラマ」でした。視覚障害のある人だけでも、ない人だけでも、混ざった時でも、一緒に楽しめるボードゲームです。
3. ビーラインドプロジェクトの今後
私たちビーラインドプロジェクトは見ても見なくても見えなくても楽しめる機会を増やして、一緒にワクワクする世界を実現していくために、今後はボードゲーム以外でも様々な「見ても見なくても見えなくても楽しめる」ものと機会を増やしていきます。
そのために、私たちは主に以下の3つに取り組んでいきます:
①見ても見なくても見えなくても楽しめるものの開発
私たちは視覚の状態に問わずに一緒に楽しめるものの開発を行なっております。「見ても見なくても見えなくても楽しめるボードゲーム」だけでなく、スポーツ観戦や演劇、美術館など、日常的なシーンから特別なシーンまで、さまざまなところで一緒に楽しめるものの開発を行ない、視覚の状態を問わずに一緒にワクワクする世界を目指してまいります。
②見ても見なくても見えなくても楽しめるイベント企画
私たちは「見ても見なくても見えなくても楽しめる場」を増やしていくためのイベント企画を行なっております。自主開催のものや、教育現場での実施、視覚障害関連の団体様との実施など、幅広くイベント企画を行なっております。
③団体様向けワークショップの提供
私たちは「見ても見なくても見えなくても楽しめるボードゲーム グラマ」を用いた、ワークショップの実施を団体様向けに行なっております。「見ても見なくても見えなくても楽しめるもの」が生み出す、コミュニケーションの壁を超えたアイスブレイクや相互理解の可能性を団体様向けワークショップという形で提供しております。
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