シャイ同士、初めて一緒に寝たり。
付き合って数週間後。
彼が初めて私の家に来た。
私は、整理整頓と片付けと掃除が苦手だ。
一人でいたら、普通に部屋は散らかってる方だと思う。
(これでいいや~、って思っちゃう)
彼が来ることになり、部屋を綺麗にした。
やっぱり綺麗にするには労力がいるが、気持ちいい。
メリットは大きい、とわかっている。
きっとこれからも彼のお陰で掃除頻度が上がりそうだ。プラスなことだ。
彼は用事が終わった夜に来たので、途中で「ねむ~い」と互いになり、何となく隣にくっついていて座り、音楽を聞いていた。
本当はもっと彼にくっ付きたかった、とても。ぎゅーっとハグをしたかった。甘えたかった。
でもまだ彼とハグをしたことがなかったから、最初の一歩が大きいのなんの。
彼がそそくさと軽いハグをしてくれた。
(実は、2回目。1回目は寒い早朝、外、一瞬。笑)
そして、私は体育座りしていた彼の足を抱き抱えるようにくっついた。
えいっ!という気持ちで。(まずは、足から…ほら…スモールステップよ)
ちょっとこっちを見て嬉しそうな雰囲気だった。
彼はふふっ、と笑う私に「その笑い方と顔が好き」
「愛は」、とか「人間は」、とかすぐ語り出す私が気にして
「またこいつ始まったと思ってるでしょ」
というと
「そういうところが好き」って言ってくれた。
クゥ~~~ッ!!たまんねえな!?あたいもあんたが好きや!!
普段好きとか可愛いとかめったに言わないけど、さらっと言ってくれるところ、最高です。興奮案件です。(落ち着け)
帰るの面倒臭くなった彼とともに寝ることに。思いがけない素敵なお泊まり第一夜。
お泊まり第二夜
~彼、また眠くなってともに寝た~
また夜話してたり音楽聞いてたりして、0時を回った。(普段は互いに早寝早起き)
私達は互いにシャイなので、家上がってすぐハグしたりくっついたりまだできず、深夜テンションになって始めてスキンシップができるようだ。
それゆえ、何かくっつけるようになって幸せやなぁ、って感じてたら互いにもうちょっとそうしていたいわけで、そんなこんなで夜は更けていくのでした。
彼はカレーに入っているようなスパイスの香りがする。
そして温かいし筋肉があり肉体美だ。腹筋バキバキ。(見習います…)
めっちゃいい身体。
彼の深夜テンションが高く、明るくなるのも好きだと思った。
ふざけ倒す私達。
「寝れな~~い」と歌ったりなどし、くだらないことを言い合い笑うなどした。
こういう時間が好きだ。
夜、キスしてもいい?って初めて言われ互いにド乾燥してる唇を一瞬重ねた。
「接触」、って感じだった。(笑)
朝、
「こっち向いて」
って言われキスしたのも最高。
前夜「仕方がわからない、練習しよ」
って言ってたのも可愛い。
過去の恋愛話一切してないけどきっと私の方が知ってるな~~(色々)と確信。
キスももしかしたら始めてなのかな?と思った。
今度私が単なる接触ではないキスをかましたろうかと思う。
何て言うかな。
(なんてめちゃくちゃ強がってるけど彼の方が上手くなるの早かったです。完敗です。)
~後日談~
あれから何度も私の家で一緒に寝たり、
彼の家で寝たりしている。一緒に寝る、っていいなあ。
シャイ同士、スキンシップも慣れたものです。成長成長。
触れたいと思ったときに触れられて、
ハグしたくなったらできるなんて、なんて幸せなんだろう!!
彼のシングルベッドは私のセミダブルベッドより狭くて、ぎゅうぎゅうで寝ている。
「仲良しだね」なんて笑いながら言って。
一緒に寝るのはとても幸せです。
あと、一人で寝るとき、物足りない気持ちになるようになった。
この前、横たわりながら
「同棲しよう」と言ってくれた。
キュンときたなぁ。
家行き来するの面倒、って理由だったけど。(笑)
いつもそばにいたい!ってことよね。
同棲、今までしたことないし、考えたこともなかったけど、することになったら楽しそうだなあ。
今年同棲するにしてもしないにしても、彼と過ごす中で、感謝や愛情を伝えること、思いやり、大事にしていこうと思う。