見出し画像

一日では絞り切れない、柿渋づくり

人生初の柿渋づくりに挑戦しています。今日は雨水につけていた柿を絞る作業をしました。
 
自然栽培の青柿10キロをゲットして仕込み中なのですが、結論から言えば、一人で一日で、青柿をすべて絞るのは無理でした。握力が持たない。
 
一時間くらいコツコツ絞りましたが、まだ半分以上柿が残っています。でももうすでに腕と手首に力が入らないということで、数日に分けて絞り作業をすることにします。
 
 

実際の青柿の様子は、こんな感じです。雨水を利用して、砕いた青柿をつけておきました。発酵が始まっているのでちょっと匂いますが、それほどでもありません。これを手ぬぐいを使って絞っていきます。

ぷくぷくと泡が出ています。発酵中。そしてちょっとカビも出ました。
 

富士山麓も10月にしては暑くて、それもあってか少しカビが出ています。調べたところ、柿渋になったときにカビを取りのぞけば、使用には問題ないようなので、とりあえずこのまま作業していくことにします。
 
写真の青柿を取り出して、手ぬぐいでくるんで絞っていきます。これがね、思った以上に握力を使いました。

よいしょ、よいしょ
 

少量ずつ絞っていきます。ぞうきんを絞るように、ぎゅぎゅっとぎゅぎゅっと何度も絞ります。かなりの水分が出てきます。搾りかすが入ってしまわないように、一応ざるもかぶせておいて。

園芸用に購入した大きなザル、重宝しております。
搾りかすが浮いていますが、あとからちゃんと取り除きました
 
乳白色の柿渋の元?ができました。
これを一年ほどかけて、発酵させていきます。長いね。
 
まずは2リットルのペットボトル、一本分
 

絞りをがんばりましたが、ペットボトル2リットル一本分しかできなかった。握力はどこかに消えました。てこの原理を使ったり、木の棒を使ってぐるぐると締め付けていく方法もありますが、一人なのでとりあえず地道に絞ります。
 
すべて絞ったら、もう少し大きな容器に移して空気に触れるようにし、冷暗所に置いておきます。発酵させます。発酵のプロセスを見られるのが楽しみだな。まずは絞り、がんばろう!
 

作業中、なにが大変だったかって、このちょっと腐敗したような甘い匂いにつられて、蜂やらカメムシやらが寄ってくること。昆虫は好きなので大丈夫なのですが、作業の邪魔よー!
 
ということで、月桃の虫よけを焚くことになりました。これを焚いていると、寄ってこなくなるので重宝しています。殺傷能力はありません。

足元に、これを置いて作業しました
絞っているさらしにくっついてくるので、おじゃまよー!
 と叫びましたとさっ
 

明日も作業をやりたいところですが、富士山麓は雨の予定です。雨の中でもするかどうか、ただ今思案中。早く柿を取りのぞいておきたいところではあるのです。
 
そして、搾りかすとなった青柿をどうするか、考えたのですが、柿酢にしてみようかと思います。柿酢になるかどうかの実験と言ったらいいかな。

上手く酢になれば、食用ではなく園芸用に使いたいのです。まずはチャレンジ。やってみます。
  
 

失敗を恐れるなかれ。人間界で失敗に見えても、宇宙からしたらどれもが大事な情報です。わたし達が体験したことが、すべて宇宙にストックされるので、全ての人のどんな経験も、宇宙の進化に役立つ!
 
というのが、私のスピリチュアル的な、今ここの理解なので、柿渋づくりも、柿酢づくりも大事な人生のアトラクションなのです。
 
というわけで、柿酢づくりに使う瓶をこれから洗いに行ってきますぞ。アンティークの古いガラス瓶を使う予定です。これ、梅酒を仕込んでいたガラス瓶だそうですよ。それを使うって思っただけでも、楽しいよね
 
 


いいなと思ったら応援しよう!