小さな『良かった探し』 その積み重ねは 自分の心の栄養になると思う。「ありがとう」は簡単に言える言葉。
日常の中で
ほんのささいなことに感動する。(最近特に、ちょっとした言葉や仕草に、人に対する優しさや子や回りに向けられる愛情を見かける時等は、この胸が勢いよくジーンとする。)
例えば、
信号機のない横断歩道を渡ろうとする時、
止まってくれる運転手さんに❤。
街中片道一車線の道路は車の通りが多く
勿論横断する人も多い場所がある。
なかなか車は止まらない。
警察署が近くにあるせいか、警察車両とかがよく店前を通る際は、私の気持ちの代弁の如くスピーカーで叫んでくれる。
「横断歩道があります。歩行者がいます、車両は止まってください。横断歩道上には停車しないでください。」
その時は、堂々と渡れる。
うちの店に来てくださるお客様は、どうしてもこの横断歩道を渡るしかない。
いつかの夕方、夕方は交通量も増す中、店に入ってこられた方が
「この道路を渡るのは命がけ。保険に入らないと・・」冗談混じりで言われた。
状況がわかるだけに、申し訳なさを感じる。
できる時は、
帰られるお客様と一緒に私も横断歩道を渡り、道の向こう側へ送ることをする。
運転する私も極力横断者を見つけたら止まるようにしているが、タイミングが悪い時等
歩行者優先に協力できない時もある。
だから、スムーズな流れの中
横断待ちの人がいるとわかって停車してくれるドライバーには、頭を下げる。
"気持ち" が ありがたいと強く思う。
そして私は聞こえないありがとうを言いながらさっさと渡る。渡り終えた時にも頭を下げてしまう。
運転中の譲り合い(サンキュー事故には気をつけて)
ハザードでお互い合図をする時も感動。
信号機がギリギリ青で通過できた時や、
タイミングよく青に変わった時は、
一人
ありがとうございます
を口にするようにしている。(一人車内で念仏を唱えるように)
そうすると、気持ち良いことが続く感じがする。
ありがとうを言葉にすると、口角が上がり表情が柔らかくなるのかもしれない。
雰囲気が和らぐから、
良さが付いてくるのかな
と、時に考える。
こんなことでも
そんなことでも
ただこれだけのことかもしれない
ちっぽけなことかもしれない
けれど・・・
当たり前のやり取りの中でも
感謝や嬉しい気持ちが生まれたら
ありがとう
電話先の相手の方の声のトーンも必ず上がる。
顔は見えないけれど、声が変化する。
その瞬間が大事だなぁ
と
感じる。