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今だから読む「美味しんぼ」2024

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グルメ漫画の金字塔「美味しんぼ」を2024年の今読み直して現代だからこそ入れられるツッコミを入れ、後世の人が読んでみたら、なんやこれ?アタリマエのことしか描いてないやんってなるの…
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記事一覧

「美味しんぼ」再読備忘録2024「中華そばの命」‐第二巻「幻の魚」第8話‐

高校の同窓会に出席している栗田さん。先生に挨拶する。「新聞社に入社して家庭欄の食べ物コー…

bleem!
10時間前

「美味しんぼ」再読備忘録2024「幻の魚」‐第二巻「幻の魚」第7話‐

明治からつづく由緒ある料亭「初山」が一年前に全焼し、見事に再建した。その新築披露の宴に東…

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1日前
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「美味しんぼ」再読備忘録2024「思い出のメニュー」‐第二巻「幻の魚」第6話‐

西ドイツの豪華船「ライン」が横浜に寄港し船会社主催の午餐会が行われ、栗田さんと山岡も招待…

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2日前
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「美味しんぼ」再読備忘録2024「包丁の基本」‐第二巻「幻の魚」第5話‐

板前志望のアメリカ人ジェフ君が東西新聞社LA支局長の紹介で日本にやってきた。アメリカの日本…

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11日前
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「美味しんぼ」再読備忘録2024「日本の素材」‐第二巻「幻の魚」第4話‐

冒頭、「小学出版」の招きで来日したフランスで著名な料理批評家のジャン・モレル氏を囲むパー…

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2週間前

「美味しんぼ」再読備忘録2024「そばツユの深味」‐第二巻「幻の魚」第3話‐

のちに山岡のかけがえのない友人となる「鬼の中松」こと中松警部初登場回である。とにかく格好…

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2週間前

「美味しんぼ」再読備忘録2024「寿司の心」-第一巻「豆腐と水」第3話-

栗田さんが会社にお弁当を持ってくる。おむすびをたくさん持ってきたので、と皆にも振る舞う。文化部の皆はうまい、うまいと絶賛するが、競馬場に馬券を買いに行くらしい山岡にもすすめると、山岡は一口食べて「30点」とボソリ。栗田さんはショックを受ける。 夜になって、「究極のメニュー」に対してやる気を見せない山岡に対して、大原社主、谷村部長、富井副部長が事情聴取とばかりに会食しながら話を聞こうと銀座の寿司屋に誘われる。 その寿司屋「銀五郎」は銀座でも一番と評判の店だ。店主銀五郎は客

「美味しんぼ」再読備忘録2024「舌の記憶」-第一巻「豆腐と水」第9話-

これが第一巻の最後の話になります。栗田さんのおばあちゃんのたま代さん登場回です。このあと…

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4週間前

「美味しんぼ」再読備忘録2024「活きた魚」‐第二巻「幻の魚」第2話‐

軽井沢の別荘地に文化部の谷村部長、栗田さん、山岡がやってきた。日本最大の電機メーカー「大…

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2週間前

「美味しんぼ」再読備忘録2024「手間の価値」-第二巻「幻の魚」第1話-

今回から第二巻を再読していきます。まずは第一話「手間の価値」ですね。そして常連キャラのひ…

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3週間前

「美味しんぼ」再読備忘録2024「野菜の鮮度」-第一巻「豆腐と水」第8話-

さて、この回は常連キャラクターのひとりである、流通業界の風雲児ニューギンザデパートの板山…

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4週間前

「美味しんぼ」再読備忘録2024「ダシの秘密」-第一巻「豆腐と水」第7話-

第6話と前後編というか、対になる回である。場面は夜の料亭「花やま」。前回、海原雄山が東西…

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1か月前
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「美味しんぼ」再読備忘録2024「油の音」-第一巻「豆腐と水」第6話-

さてとうとうラスボスこと海原雄山初登場回である。皆の衆、心していこう!。 冒頭、東西新聞…

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1か月前

「美味しんぼ」再読備忘録2024「料理人のプライド」-第一巻「豆腐と水」第5話

この回は「フランス人プライド高杉問題」とかのタイトルにしたほうが良いと思うが、まあやっていこう。 初登場の東西新聞社社員食堂で栗田さん、花村さん、田端さんと昼食をとっている。社員食堂のコックは若いながらも腕が良いと評判で、他の会社の人まで食べに来てるらしく、大盛況である。 食べ終わって食器を返却しているとその若いコックと守衛のおじさんが親しげに話している。聞けば守衛のおじさんはこの若いコック大里良夫の父親の旧友で良夫の名付け親でもあるという。そういやコックって最近言わない