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「Addicted To Noise」

はじめまして
この世界はすばらしい音楽で溢れています。
今まで聴いたことがないような音楽もどこか懐かしい音楽も少し未来が見える音楽も•••
音楽はいつもそばにあるけどこちらから見つけようと意識しないと世界は広がりません。
何か変えたいと思う人は聴く音楽を変えてみるといい、映画の登場人物のようにBGMに乗って世界を駆けてみよう。
いつもと同じのはずなのに生きるのが楽しくなる。
そんな音楽を紹介できたらなと思います。

自分が見つけたすばらしい音楽が少しでも知らない人の元へと渡っていったらという小さな願いを込めてこのファンジンを創刊します。

「Back to Flyer」

あなたに出会ったあの時からノイズ中毒者。
同じような音楽がないと生きられない中毒者たちに届けばいいなと思います。

このへんにして早速ですが好きなアーティストを紹介していきたいと思います。

Richard Hell


Richard Hell&The Voidoids「BLANK GENERATION」

まずはPUNK界の詩人である「Richard Hell」を紹介したいと思います。
フランスの詩人アルチュール・ランボーに憧れ彼の作品である「地獄の季節」よりHellの名を拝借した筋金入りの詩人。

ベース&ボーカルというスタイルで言葉をを紡ぎながらお世辞にもうまいとはいえない腕前の演奏なのですが、その独特のリリックや世界観・そして歌声には一聴の価値があると思います。

かの有名なパンクバンドのSex Pistolsはリチャードヘルを模倣してスタイルを確立したと言われる程のちの世代のミュージシャンに影響を及ぼしています。
逆立てた髪、破れたTシャツ、世間に対する批判的な態度などパンクの精神性を全て内包していたような人物でした。

彼の1番の代表曲である「BLANK GENERATION」の歌詞には

I belong to the Blank Generation,
and I can take it or leave it each time, well

俺たちは空白の世代
やるか消えるかはどっちでもいい



「俺たちにはなにもないんだ。」と投げやりで諦めているかのような物言いですがその真意はおそらくどうせ先なんて見えないんだから深く考えずにやりたいことやろうぜ。といった意味が含まれているものだと私はとらえました。
この曲はどこか退廃的で今の世界の状況に重なる部分があり、今まで築いてきた常識だったり価値観が世界情勢が変わったことで一気に破壊され何が正しいことなのかがわからなくなったこの状況だからこそ胸にぐさぐさと刺さる言葉が詰まっている曲です。

Richard Hellが伝えたかったのは「俺たちは空白の世代だ。俺たちには何もない。」といった諦めではなく、空白ということはなにもかも入れるだけの余白があるという希望に満ちたものだったと彼の人生をみていて思います。

リチャードヘルの歌に希望を見出してほしい。

俺たちは空白の世代だから、やりたいことはなんでもやれるさ。


こんな感じでチラシ裏の落書きのような駄文ですが、少しずつアップしていきたいと思っています。
興味あるかたは今後もチェックしてください。
ありがとうございました。

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