会社あっての労働者
僕はもともと会社経営(保険代理店)を2010年からしています。法人向けの生命保険に特化していたので、お客様は経営者の方々です。保険の話をしていると、相談は経営全般にわたって来ます。
「もっと経費削減をしたいのだけど」
「車を買いたいけど会社と個人どっちで買えば良いのだろう」
「人手が足りないのだけど、雇うのと外注どっちが良いかな」
「自分に万一のとき、保険以外にも出来る準備をしておきたいな」
などなど、本当に様々。
自分でお受け出来ることはお受けして、自分では出来なことは他の専門家を紹介する、ということをしているうちに
「国家資格があればもっとお客様の役に立てる」
と思ったのが、社労士、行政書士の資格を取った動機です。
「お客様の役に立つため」に取った資格、
では、僕のとってのお客様とは、
前述のとおり「経営者」の方々です。
「社会保険労務士法」というものがあり、
第一条
この法律は、社会保険労務士の制度を定めて、その業務の適正を図り、
もつて労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、
事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資することを目的とする。
となっています。
社会保険労務士は
事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資する
ためにいる。
ここで事業(≒会社、経営者)が先か、労働者等(≒社員、アルバイトなど)が先か、ということになりますが、あくまでも僕の考えは事業が先、
会社が良くて初めてそこに働く方々の幸せがある、という考えです。
社員さんの生活は、会社が払う給料に支えられています。
どれだけ社長が「うちの会社は社員にたくさん給料を払うぞ!」
と言っても、それだけの売上や利益がなければ倒産してしまい、
社員さんたちは路頭に迷います。
会社あっての労働者、です。
もうひとつ、
働く方々は、労働基準法という法律に守られています。
社長は守られていません、丸裸です、
だから各専門家が守ってあげなくてはいけません。
社長を、会社を守ることが出来れば、、そこに働く方々の生活も
守られる、というのが僕の考え方です。
「社労士に頼んだらいつの間にか社員に良いように
規程が変えられていた」
なんて話、たまに聞きますが、仕事を頼んだのは誰なのか、
大事なことなので忘れないようにしたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
札幌にあります
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