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カブと走りたい道〜長野県道502号線

野沢温泉村周辺の地図を見て気になっていた道が、野沢温泉スキー場の中を通って志賀高原に抜ける県道502号線。今年は5月31日の14:00に冬季閉鎖が解除されていました。

予定のない梅雨の休日、朝から晴れ間が広がっていたので愛車のカブでレッツゴー!

家の前の坂道を上ること2分でスキー場

リフトの下をくぐりながらぐんぐん高度を上げ、502号線へ。舗装もきれいで走りやすい!

気分はサイコー!

1時間弱でカヤの平高原に到着しました。

牧場では牛たちがのんびりモード

いくつもの散策ルートがあるので、30分でブナの林を周回できるコースを歩いてみます。

若くて細いのもあれば立派な大木も

林の中はひんやりして気持ちいい!湿原の方にも行ってみたいけど、2時間コースなのでまたの機会にしてツーリング再開。

この先で志賀高原に向かう502号線と別れ、山道をさらに進んで中津川を渡ると国道405号線に合流して新潟県に入ります。

この辺りの河原を掘ると温泉が出るらしい

国道に入って安心したのも束の間、さっきまでの山道と変わらぬ道幅で舗装はガタガタ。早くも県道502号線が恋しくなってきましたが進むしかない!しばらく走ると、赤い橋の手前に『苗場山麓ジオパーク』というのぼりを見つけました。

こんな景色が見られるならガタガタ道を走った甲斐あり

案内板によると、日本海ができ始めた1,800万年前頃の海底火山の噴火によってできた地層が見られるとのこと。へえ〜。

玄武岩の柱状節理、かっこいい〜

ステキな岩を眺めながら身体を伸ばしていい休憩ができました。いつの間にか空がどんよりしてきたので先を急いでいると、今度は『酒蔵見学』ののぼりを発見。通り過ぎてから「ん?」と思ってUターンした先にはメタリックな建物が。

科学館みたい

林に囲まれポツンと建つ津南醸造。酒造りが行われるのは冬ということで静まり返った作業場を見せていただいた後、売店へ。アウトドアに良さげなパウチパック入りやステキな180mlボトル入りもあって迷ったあげく、こちらの2本を購入。

』シリーズの180mlボトルは飲み比べにもピッタリ

いや〜、引き返してよかった!景色のいい所にのぼりが立ってると「ジャマだな〜」と思ったりしてたけど、今日はのぼりに助けられてます。

遠くに津南町の市街地が見え始めた頃、空腹がマックスを迎えましたが町まではまだかかりそう・・と、またまたのぼり発見。営業中って書いてある!

つなぎに海藻を使ったへぎそばと手作り豆富がウリのお店でした。へぎそばも気になりつつ生姜味噌を塗った焼きおにぎりとおぼろ豆富の定食を注文。山下清が食べてそうなサイズのおにぎり2個は、ほどよい生姜の風味と焼かれた味噌が香ばしく米欲を満たしてくれました。いいお店を知らせてくれてありがとうと、のぼりに感謝。

津南町の市街地で405号線と交わる国道117号線に入ると長野県はもう間近。千曲川沿いを快適に走り野沢温泉村へ戻りました。走行距離127km、山あり渓谷ありで楽しめるなかなか良い周回コースでした。カブ号、ありがとう!

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