好きな小説家がいる人が羨ましい読書の秋
私はほぼ現代小説を読まない。
読みたいものがないのかもしれない。
一度、江國香織さんを友達が読んでいて貸してくれたが、苦手だった。
共感できないままに途中でやめた。
多分恋愛小説だったが、全く合わなくて読んでいて腹立たしくなり、
『読書でストレスを溜めることもない』と最後まで読まなかった。
東野圭吾さんも然り。
これは頑張って数冊読んだ。
やはりダメで、今回の新しい映画も観る予定もない。
映画を観た若い男の子が、
『5分ごとにまじかよー、と思った。』
『誰も幸せにならない』と言っていた。
苦手だからあまり覚えていないが、
東野圭吾さんの場合、
『よくこんな話を思いつくな』と思い、そんなことを思いつく人が恐ろしいと思ってしまう。
人気な小説家だと思うし、私がマイノリティだと思う。
でも、私は苦手なだけだ。
とにかく東野圭吾さんが書く殺人事件は怖い。
そしてそれを思いつく東野圭吾さんも怖い。
私は自分の人生にあの世界観を入れたくない。
歴史小説はたまに読む。
でも基本は『過去を振り返っても』なんて思ってしまう。
そんな私は、エッセイが好きだと思う。
都度都度、話が完結する。
いろんな考え方に触れる。
書かれた時代や背景に触れる。
最近買ったちょっと昔の本。
食のエッセイみたいに思うが、
檀一雄さんの語り口調がとても面白い。
どこから読んでもいいのも私に向いている。
小説を読みたくないわけではないのだけれど、読みたいものをうまく探せていないのだと思う。
好きな小説家がいる人が、ちょっと羨ましくなる読書の秋。。。
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