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車椅子(2台)になった母の介護、やはり大変。

梅雨が明けたらしい。

週末もほとんど雨に降られなかったから、梅雨の感覚がなかった。

昇降機

母が大腿骨骨折して入院してから、退院して、施設にロングステイさせてもらい骨折前のシフトに戻ったのが今週月曜日。

その間、駐車場に昇降機の設置が終わった。

玄関のアプローチの都合上、入り口から入れないから、昇降機が上がったところから玄関のところまでの花壇をコンクリートで平にした。

月曜日、木曜日と施設の送迎メンバーとケアマネさんが来て、昇降機の使い方をケアマネさんからメンバーに伝えている。

説明期間が終わったら、送迎は1人になるだろうか。

車椅子で室内に入る手順

  1. 施設の車から母を下ろす(外用車椅子)

  2. 昇降機に乗せる。このとき向きを変える。必ず昇降機が下にある時に向きを変えること。上がっている状態で車椅子を動かすのは危ないから絶対にダメ。

  3. 昇降機を上げる。

  4. 上がったら車椅子を玄関の前のスペースに移動する。

  5. 室内用車椅子を玄関にスタンバイ。

  6. スロープ(これが重たい)を玄関に設置する。 

  7. 外用車椅子を室内に乗り上げる。
    そこにはマットを敷いている。

  8. 外用車椅子から、室内用車椅子に母を移動する。

  9. スロープを片付ける。

  10. 外用車椅子は玄関の中に置く。

  11. 昇降機を下げておく。

以上。

友達の家は、車椅子は兼用らしいが、私は毎回タイヤを拭くのは嫌だから2台にした。

これ、たまたま家は玄関に車椅子を乗せ替えるため2台置くスペースがあったけれど、間取りによっては厳しいこともあると思う。

もちろんタイヤを拭けばいいと言うのもあるが、母が戻ったらき替えや洗濯もあるし、やっぱり綺麗に拭ききれるかもあるし、私がいない時もあるかもしれないから2台にした。

大変に感じること

やはりまだ足が動かないので、立てるけれど足が前に出ない。

だから動作は抱えて移動させている。
前の母は、トイレまで一緒に支えれば何とか歩けたし、トイレの外から中の数歩は自分で手すりを使いながら足が出た。

それが今はできないから、車椅子をトイレギリギリまで寄せて、
父が中から母を抱えて立たせて、
私がズボンを下ろし、リハビリパンツを破って外し、また父が抱えて便座に座らせる、ということをしている。

つまり2人がかり。

デイに行かない時は、午前午後と訪問看護とリハビリが入るからその時間もしトイレがあれば対応してもらう。
何もないのは日曜日。この日は訪問看護、リハビリもなくデイサービスもない。

通院

まだ車椅子の母を自宅から出して、車に乗せてをしたことがなく、そのデビューが22日。

大腿骨骨折の予後のための通院だ。

あとは、月末に持病の通院。
そして8月頭にやっと美容院を予約した。

車椅子での外出。
早く慣れたい。

床の保護

廊下と和室のベッド周りがまだ未対応。

これ、という保護の方法が見つからない。

なかなかいいカーペットがない。

楽になったこともある

車椅子で楽なのは、やはり室内の移動。

あとは車椅子のまま、食卓につける。

これは楽。

大変なのは抱える動作

おそらく、母が前の普通の状態、ふっくらさんだったら無理だったかも。

50kg近くはあったと思うから。

今母は36kg前後(最近分からないが前はもう少し痩せた)だと思う。

でも私は力がないから、今再び腰痛が復活。
腰が痛い。

介護の話を読ませていただいている、とんすけさんは確か介護するパートナーさんが180cm以上。

絶対無理。

母が小さくて軽いから出来ていると思う。

これからまだトイレを変えたり、やることもある。

徐々に慣れていくしかない。

母の様子

やっぱり、認知機能は回復しない。

それが一番悲しいこと。

大変なのは物理的なことで、
やはり母の頭が機能していないのが悲しいというか辛いなと思う。

あと歯磨きを嫌がる。

確かに大変だから嫌なのは分かるけど。

そういえば、機能帰宅した時口の周りが汚れていた。
歯磨きしてくれてるのかな。

また連絡ノートに書いておかなくては。

子供が看ること

先日、上席が『自分は子供に看てもらいたいと思わないな。』と言った。

ちょっとモヤッとした。

母も元気な頃は、『子供に迷惑はかけない』と言っていたのだ。

でも、今は分からないのだと思う。

病気で認知機能も低下し、単純に母の希望は家にいること。
父も母と過ごしたいこと。

家で暮らしたい=子供に看てもらいたい

という方程式ではない、のだ。

別なのだ。

結果的にそうなっているだけで。

そして、たまたま私は母との関係で看るのが嫌じゃないだけだ。

これが親子関係が悪かったら看ないこともあるだろうなと思う。

私が看ない選択をしても、父は1人でも看るだろう。
私はそれも心配なのだ。
出来ないと思う。

だから実家に戻る選択をした。


とりあえず、元に戻りつつある日常。
訪問看護は水曜日の午前中も増やしたので日曜日以外何らかのサポートは受けている。

あと月2回のショートステイ。

父と母が少しでも長く一緒に過ごせますように。。。


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