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介護の記録2022.11.11


やりたいことは先延ばししない方がいい

タイトル画像は、2018年にバルト三国を旅した時のもの。
ちょうど11月。

この時長期休暇をもらえる年だった。
既に母の具合は悪くなっており、3週間という休みも実家に戻ることにしていた。

どこか行きたい。
でも母との時間も大事。
11月は母の誕生日もある。

悩む私にお客様が言った。

『自分の時間も大事。パスポートだけは持って帰省したら?今時ツアーもあるし、行こうと思ったら行けるよ。』

悩みに悩み、友達とバルト三国に休暇の一部を使って行った。
(ヨーロッパの主要国はだいたい行ったから行ったことのない場所から選んだらそうなった。)

結果、行ってよかった!
翌2019年の年明けからコロナが始まり、もし休暇を繰延したら、旅行も自由には行けなかった。

やはりやりたいことは先延ばししない方がいい。

最近の母

なぜか私を嫌がる時がある。
多分、私のやり方が気に入らないのかもしれない。

父は父で、やはり母の世話は自分じゃないとと言うものの、母が言うことを聞かなかったりして時間がかかると怒りながら介助するので、それを聞くのがストレス。

薬も嫌がる。
飲んでもいないのに、さっき飲んだから要らないなどと言う。

ご飯・・・

在宅ワークを終えようとして、クローズに入る頃、階下から母の声が聞こえる。

父が買い物でいないのかと思って、降りて行くと台所にいた。
耳が遠いから母の声が聞こえないのだ。

用事を聞いてもよく分からない。
『トイレ?』
『違うの。』
『じゃあ、何?』
『・・・(言葉が出ない母)』

私も仕事がまだ少しあるからイライラし始めて、
『もう少しで仕事が終わるから、戻りたいんだけど?』

『そうなの。じゃあ、いいわ。』
『でも、用事があって呼んだんでしょう?』
『・・・ご飯。』

ご飯。
お腹が空いたらしい。

父が支度し始めていたから、そのことを説明して仕事に戻る。

在宅ワーク

その前は父がいなくて、また階下から声がしたので降りたら、
『暗いの』と言う。

買い物に出る前に電気をつけていけばよかったのに、そのまま出た父。

母は暗くなり怖かったみたい。

離れたダイニングの出窓のカーテンも閉じて、灯りをつけ、
もう少しで私も仕事が終わるからと告げて戻る。

仕事が忙しいから、階下には降りない。
自分のトイレも行く暇がないくらい。

でも、昨日『子供が熱を出したので自宅保育をしながらの仕事になります。』という連絡も来ていた。

私は真面目過ぎたのかもしれない。

もっと母が喉が渇いていないかとか、トイレは大丈夫なのか、とか気にかけてあげたらよかった。
(いや、その気持ちはあるのだが忙しくて時間がないのだ。)

友達の旦那さんは、在宅ワークの時漫画を読んでると聞いてビックリした。
世の中恵まれた?会社があるものだ。

父は介護鬱?


父はずっと不機嫌。
私のストレス。

父も私がストレスらしい。
(私がいろいろやると否定されたと思うのか、管理されて自由がない、などと言う。)


管理もしてない。
ただ少しでも快適に暮らしたいだけ。

父は大雑把(悪く言うとだらしがない)ので、そこかしこを散らかすのだ。
私もおおらかではあるが、散らかっているのは嫌なので、そこが衝突する。

  • 自由時間がない

  • 楽しみがない

  • 腰が痛い  

  • いつ死んでもおかしくない

など不平不満愚痴のオンパレード。

自由時間は私よりある。
母が通所の日は、父は働いてないのだから自由なのだ。
掃除と洗濯も私がしているからしなくていい。

好きにしていればいいのに、楽しまないのは自分のせい。

夕飯時は、

  • また◯◯君が亡くなった(今年は父の友達の訃報が特に多い)

  • 政権への不満(経済政策)

  • 私への不満

をずーっと話される。

書いていて思ったが、まともに聞くと疲れてしまうから、その話が始まったら口答えもせずに早く自分の食事を終わらせよう。

私まで鬱鬱としたくはない。

夜のルーティン

父は晩酌をダラダラするから、
私と母の食器を洗い、母の薬を飲ませて、母の寝る支度を私がする。

これが日常だが、昨日は父が特に不機嫌で、『お母さんの世話は自分がやる。お前は自宅に帰れ。』と母の世話をさせないので任せた。

母の湯たんぽだけ作り布団に入れたが、まあ母の夜のルーティンをするのに大騒ぎでうるさい。

父は言ったら聞かないから、我慢して放置。

嗅覚が鈍るのか、面倒なのか母のオムツ替えのタイミングが悪い。

私は鼻がとても良いからすぐ分かるのだ。

そんなそともあり、母のことを考えると1人にはしたくない。

父が普通の?お父さんならいいのに。
子供の頃から弟に甘く私には厳しかった。
他所の優しいお父さんが羨ましかった。
(イメージ、星一徹)

とりあえず、親は変えられない。

淡々と介護。

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