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権力と自由と

井筒さんのいう、民主主義は本来、大衆が支配するものという考え方なんだけど、井筒さんの考え方では大衆の一人である自分が好き勝手にやりたいだけって印象を受ける。

でもそんなことされたら世の中まとまらないから、統治機構として政府が強い権力を持たなきゃいけなくなってしまう。

コロナの時に、大衆が自発的に感染予防を行ったから、日本の統治機構は欧州で行ったような強い外出規制を行わなくても良かった。

もし、日本人の多くが「俺は政府権力なんてものは大嫌いだ」と言い出して好き勝手に行動していたら、日本政府は日本国民の自由をもっと強い権力で以て押さえつけなければいけなくなっていただろう。
これはコロナに限らず、なんにでも言えることです。

 

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