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果物をしゃぶり尽くす〜冬から春

旬のオーガニックフルーツは、ちょっとお高いけれど身も心も満たしてくれる味わいです。切ったり剥いたり面倒だからこそ、子どものプレイデートやお客さんに出すと喜ばれます!調理苦手だけど見栄えがするおもてなしで欠かせません。
無農薬を選ぶことで隅々まで味わい尽くせる!皮もタネももったいないし、味がイマイチな時の美味しい工夫も大事です。下処理などのちょっとした工夫で、食べやすさやおいしさにも関わるのでご紹介します。
今回は冬から春のフルーツです。

◼️冬は柑橘
温州みかんは、食べた後の皮をちょっと欲してお風呂に入れるのもいいですよ。
伊予柑や甘夏などは、まとめて剥いた後冷凍してアイスのように食べるのもオススメです。またぜひやってみて欲しいのは、皮を用いたオランジェット。まずはタワシでゴシゴシ皮を洗ってください。案外汚いです。濡らした後塩を少しまぶすとスクラブで洗いやすいです。塩が農薬などの除去にいいという声もあるようなのでおまじないも兼ねて。8つ切りなどで切って皮を剥いた後、皮は白いワタを少し除去して整形後冷凍します。一冬分貯まったら何度か茹でこぼして灰汁をとった後、砂糖汁で煮て、オーブン低温で乾燥させ、また冷凍保存します(甘すぎてカチカチに凍らない)。レシピはあちこちに落ちているので見てみてくださいね。時期的にもチョコがけしてバレンタインのおやつにしたり、お茶請けにしたり、細かく切ってパンケーキやヨーグルトに混ぜたり、なんやかんやお役立ちです。
レモンもこの季節豊作でとても安く大量に買うことができます。同じくタワシで洗ったら、端の実がない皮だけの部分、果実がある輪切り/4つ割にした部分、と分けて冷凍しています。皮だけのところはおしぼりを作る時に挟んで入れるといい香りになります。フルーツティーなどにも重宝です。
一方果実のところは唐揚げなどのツマはもちろん、暑くなってきたら随時ハチミツ漬けにしてレモネードの元を作っています。炭酸や水で割ってレモネードにしています。レモネードの元はシナモンやカルダモン、生姜などを足しても身体も冷えないし美味しいですよ!炭酸水とみじん切りにしたミント、メイプルシロップなどを足しヴァージンモヒート(ノンアルモヒート)もオススメです。レモンと蜂蜜を漬け込んで数日経ったら麺棒などで実を潰しながら混ぜてください。果汁がふんだんに出るしハチミツも馴染みが早くなります。残ったレモンもハチミツがしっかりつかって、すっぱいおやつになります。
凍ったままのレモンを氷がわりに使うのも手です。ただの水をレモン水にしたり、レモンサワーをグレードアップしたりもお手軽です。

◼️春はいちご・桃
いちご美味しいですよね。品種、時期、大きさで値段もピンキリ。思ったような香りと甘味が無くてガッカリ😞する時もありますね。
買ってきたものをワンランクアップするのに手軽な方法を伝授です。それは流水で洗った後、熱めのお湯にサッとくぐらせること。給湯器からの60℃くらいの熱めのお湯で構いません。香りたち甘味もちょっと増します。香りがふわっと立ち上がるので驚きますよ。あくまで食味が変わらない程度のサッとです。ヘタをもぎ取ってからお湯の入ったボウルにドボンと入れてザルにあけます。くれぐれも火傷に注意ください⚠️この方法は他の果物や野菜でも使えます。ブロッコリー、紫蘇、ミョウガなどおすすめです
皮剥かず火も入れず口に入れるので、衛生的にもちょっと安心のおまじないです。そのためにもヘタをとってからお湯にくぐらせる方がいいです。
ハズレの小粒いちごはジャムにしたり、ジャムほどがっつり煮ずイチゴシロップに仕上げるのもオススメです。イチゴシロップは炭酸でわってイチゴジュース/サワー化します。いちごジャムをワンランクアップするのは、バニラビーンズを入れるのがおすすめです。一気に高級感が。スイスの友達直伝の方法です。砂糖壺にバニラビーンズを入れておいて、バニラシュガーを用意しておくと何かと便利ですよ

◼️桃も春のお楽しみ
桃を見かけると今年の果物の季節来たな!と気分が上がります。桃は断然皮剥いてそのままがおすすめです。ツルツル手で向けないタイプでナイフで剥くと分厚いし美味しい汁は垂れてくるしで悲しいですが、ボウルの上で作業して、白ワインに全部ぶちこんでサングリアにするのがおすすめです。実がついてるタネも入れちゃいます。剥いた皮を冷凍しておいて、紅茶を入れるときに足し、フルーツティーにするのも贅沢です。熟れ過ぎて味が落ちた時はサングリアに入れちゃったり、バナナ・ヨーグルトなどとシェイクにするのもいいと思います。生でいくにはちょっとという時は、贅沢な加工に回すことで幸せ度UPです
桃の皮とタネは、酵母を育てるのもおすすめです。夢心地な香りと薄ピンクの色あいでたまりません。酸味が出ないように温度管理と毎日のお砂糖の餌やりが大事です。ブクブクするくらいまで育ったら豆乳に入れて豆乳ヨーグルトに育てあげると生クリームヨーグルトかと思うリッチな味わいです。
名前が似ているスモモを頂いたことがあり、あまりの酸味に食べ進まないかと思われたことがあります。このときはシェイクに入れました。桜色のカラーとバナナなどの甘い果物との相性がよく、大逆転大人気になりました。

今回は冬から春の果物を食べ尽くす工夫について書きました。冬に春を思って記事を書くのいいですね。なんだかワクワクします

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