聴くだけ派の私が英語力も向上しながら生成AI-suno使ってみたー音痴/楽器ゼロでも作詞作曲
生成AIの一番すごいところは、生成する…つまり新しいものを創造するところだと思っています。私ができることじゃなく、私ができないことをしてくれる。そういう意味で今年私が新しくできるようになったことは、①音楽作成と②イラスト作成 です。サイボーグの手を新しく入手した!級にすごいと思っています。
今回は①音楽作成について記載します。
生成AIとの音楽作成の中で、私も成長します。私が身にいたのは、意外にも言語化能力。日本語も英語もです。普段あまり使わない詩的な表現力がつきました。
◼️会社のイベントでBGM使いたい!
生成AIで音楽を作ろうと思ったきっかけです。
会社の集まりでBGMを使いたいなと思いましたが、これって商用利用になるんだろうか?JASRACとか難しすぎる…。本筋じゃないところで揉めたくないし…でもやわらかい雰囲気で時間を過ごしたい時ってありますよね。常々感じていた「叶わぬ望み」の一つでした。
そんな時生成AI初歩みたいな講演会で、生成AIで音楽が作れると聞いたのです。なんと!そんな方法が!イラストが作れると聞いて使っていましたが、音楽まで!大喜びで講演会が終わるやいなやダウンロードしました
◼️音楽レベルは、音痴で楽器もできない
私は音楽は聞くことしかできません。音痴だし、楽譜も読めず、楽器も弾けない。リズム感もあやしい。子どもが産まれ子守唄は自然とアドリブで作って歌いましたが、私には天変地異の出来事でした。
一方聴く方は大好き!洋楽が好きでロック、ポップ、ジャズ、ソウル…クラシックやテクノなど、結構なんでも聴きます。
◼️インストゥルメントの作り方
動機がBGMですから、まずインスゥトルメントの曲を作りました。どういった曲の雰囲気としたいのか、スタイルとして言葉で伝えることで作曲できます。
sunoへの命令をいろいろ試しましたが日本語だと誤解することが多いです。確実に伝えるために英語がおすすめです。
え?英語?…大丈夫です。私も詩的なピッタリくる英語なんて知りません。私は生成AIの調べ物は参照元の出典が明らかなのでPerplexityを使用していました。
最後言葉が足されていっているのは、何度か作成し直しており、ニュアンスを足したり引いたりした痕跡です。上記を作るのにPerplextyとは例えば下記のようなプロンプトをやり取りしました
出てきた言葉で、これこれ!というものを選んでくっつけて削って…プロンプトに練り上げます。
出来上がった曲はこちらです💁♀️
最後ブチって切れますよね。生成AIあるあるです。
インストルメントを作っての感想ですが、最後曲をちょうどいい長さにするのに適当にリフレインされるアイドル時間が生まれます。ダウンロードして削除すればいいと思います。私はまだそこまで手が回せせていません。厳密にこだわる人には、惜しいところ、手が入れたいところが出てくると思います。作り直すと全く異なるものになってしまって、一期一会なことも多いです。しかしそれがまた面白い!
私はAppleのノートアプリで作曲の下書きを作っています。
◼️日本語歌詞の曲の作り方
インストルメント以外に、歌詞のある曲を作ることもできます。英語でも日本語でも大丈夫です。
ただ日本語のつもりで書いている漢字が、中国語に理解されたり、意図しない読み方をされることが度々発生。私は例えば下記のように、読み間違えられそうな単語はひらがなやカタカナにしています。
また改行をあえて入れたりで、言葉のまとまりを伝えています。
スタイルはインストルメントで書いた方法で英語で作っています。
出来上がった曲はこちらです💁♀️
◼️利用しているコース
私は権利のことで一切悩まないでいいようにsunoを使いたいと思っていました。無料ベーシックプランを選ぶと、曲の所有者はSuno, Incになります。一方有料版は作成時点から自分に権利があります。無料版でsuno権利の曲を作っても、非営利目的の利用であれば条件の範囲で使えるようです。ただ思わぬところで揉める要素は絶対抱えたくない(英語で訴えられるとか寿命が縮む)ので、私はさっさと年間契約して、間違わないように無料版で作ったものは全部削除しました。
こちらが私が購入したプランです。有料プランの1番安価なものです。これ以上のプランとは、sunoで言うクレジットすなわち作成曲数にしか違いがありません。たくさん使いたい月だけ追加でクレジットを買うこともできます。
以上今年私が生成AIを用いて新しくできるようになった①音楽作成について記載しました。
結構いい値段ですけれど、自分が思い通りになる音楽を持つための値段ということで、私は納得しています。
私には、英語の学習機会への投資でもありました。英語学ぶぞ!といってもなかなか乗り気になりませんが、夢中になることを英語で行うというのは大事なポイントな気がします。私の関心と私の世界観を、英語で整理して語る言葉を得ていく。頭の中身が、思考と同時進行で英語で溢れ出していく。この身体的な感覚は、好きで夢中な状態じゃないとなかなか再現できないなと感じます。この感覚が適用されるシーンを広げていきたい。そのためにすごくいい時間を得られています!