「書けない」から始める小説の書き方 【読書感想文】 ライトノベル向けの内容でした
★★★★⭐︎
Amazonでレビューしたものです
1.ライトノベルの作者のかいた小説の書き方
著者は、入江君人氏。
ライトノベル作家の小説家の方だそうです。
代表作は「神さまのいない日曜日」だそうです。
そもそもライトノベルとは、という話になりますが、明確な基準はされていないそうです。
「ライトノベルを発行しているレーベルから出ている」という定義もあるようですが、それって説明になってない気がしますが。。
なんて素敵にジャパネスクやAll You Need Is Killは読みましたが、
他はあまりライトノベルって読んだことないかなあ、と思います。
作者がライトノベルの方だからか、例や案内がライトノベルのものが多くて、知らない私にはちょっとわかりにくい内容が多かったです。
ジャンルの例もこんな感じです。
異世界転生モノだの悪役令嬢ものだの言われてもなにそれ?
なろう系と異世界系はほぼ同じらしいです。
2.ネタとスキルを上げる
この本の内容は、ネタとスキルに大きく分かれています。
書けない原因は、素材不足か技術不足なんだそうです。
①ネタ
ネタは書く素材や材料なんだそうです。
大ネタと小ネタに分けられるそうです。
大ネタは作品を支えるアイディアで、小ネタは作品の香辛料に当たるネタであり作者の好悪だそうです。
ネタにはやっぱり、メモを取りまくること、妄想を膨らませることが大事なんだそうです。
そして根本的には、
やっぱり自分を磨くのが大事なんですかね。
②スキル
そして、技術。集めたネタをいかに見せるかですね。
どんなに美味しい素材でも見せ方によってはダメになってしまいますね。
美味しい野菜でも肉でも魚でも料理の仕方で全然変わってくる感じでしょうか。
実際考えるといろいろな要素がありますよね。
視点がコロコロ変わると確かに混乱しますし、人称も難しい問題です。
情景描写は難しいそうですが、これは書いてみないとわからなそうです。
キャラクターが大事なのはわかりますよね。これがしっかりできれば他いらないった方もいますし。
背景の説明は大事ですが、ダラダラ説明するとそこで話が止まってしまって飽きられる、難しいところです。
そして序盤の難しさ。
序盤でその先読むか脱落するかが決まりますからね。
③書けないになるのは書いてから
やっぱりとりあえず書かないと書けなくはならないですよね。
まず書かないと、、書かないと、、書けない。。。
まず書けなくなってみましょう。
目次
まえがき
一章 アイディアの育て方
序盤が書けない
ネタには小ネタと大ネタがある
ネタの見つけ方
なにかにハマる経験はとて大事(重要)
妄想をしよう(最重要)
メモを取ろう(最重要)
大ネタの見つけ方
コラム、流行の回り方
読む力を執筆に使おう(重要)
コラム、ネタと執筆の実例
ネタの根源は自分にある
執筆へ行く前に
二章 執筆に必要な技術
序盤の書き方
ホットスタートとは
スロウスタートとは
シーンの書き方
コラム、補足
おすすめの書きだし
コラム、よくないとされる序盤の例
序盤はいつ書いてもよい
一人称か、三人称か
コラム、二者択一の罠
三人称の書き方、視点と語り口
語り部視点で書くべきもの
コラム、文章の細かいテクニック
コラム、縦書きと横書きは違う
描写の仕方
興味の種類と持たせ方(重要)
興味の究極・キャラクター
魅力的なキャラクターが書けない(重要)
魅力的なキャラクターも伝え方を失敗したら台無し
キャラの役割を意識する、とくに主人公は別格
コラム、キャラクターがいらない小説
セリフについて
シーン配置、プロット、設定表について
原稿につまったら(最重要)
中村仲蔵
熊谷守一
その他のまとめ
コラム、作家の知り合いの作り方
発表してみよう
ミスチェックをしよう
コラム、小説が読まれなかったとき
初心者におすすめするジャンル(重要)
例外と向き不向き
言語化の罠
起承転結や、創作本は役に立つのか?
あとがき
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