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Amazonでレビューしたものです
1.社会福祉士、精神保健福祉士、心理士の方の書かれた精神保健福祉制度の本
著者は下記のお三方となっております。
心理系の先生方ですね。
2.目次
第1章:精神保健福祉法の基本
第2章:精神科の対象とは?
第3章:精神科に関わる専門職
第4章:精神疾患の治療法
第5章:入院・医療制度の実際
第6章:働く人のための精神保健福祉
第7章:日常生活で活用できる支援制度
3.見やすく読みやすくよくまとまっています
私は、kindleで読んだのですが、スマホでも読めるようになっていて、とても良いです。
青と薄い水色の文字で、目にも優しい印象を受けました。
かわいいイラストや図解も多く挿入されていて、わかりやすく伝えよう、説明しようという気合いを感じましたね。
内容も法律の基本から、疾患、制度まで。
4.とはいえ問題は山積み
①職場のメンタルヘルス
さらにはメンタルヘルスについても1章使って説明がなされています。
義務のはずなんですけど、チェックだけされて生かされないケースも多いです。また、場所を変えた方がいいとか短縮したほうがいいとされたのに、措置を取られないケースも多いですね。人手がないとか、対応できないとか。
実行に問題がありますね。
②2024年度から精神保健福祉法が改定
虐待禁止や、入院期間の短縮などが追加改定されています。
③金もなければ人手もない現実
(スーパー救急は除く)
精神科は私立の大学病院では病棟を持たない方向になっているんですよね、儲からないから。手術とかないですし。
ただあれやれこれやれ理想ばかり押し付けられて、嫌気がさして人が減る悪循環なだけなのに、お上はわからないものですね。
国連の勧告とか言っても、それらの国は保険制度も違うわけですからね。金は取られて口は出されて戦争は止められないのもどうかと思いますよね。
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