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文房具アーカイブ#42『トンボ鉛筆 モノグラフファイン』

2023年に発売されたシャープペンシルで一番コスパがいいかもしれない

トンボ鉛筆 モノグラフファイン

DPA-112A(シルバー/0.5mm)名入れ付き

商品スペック(トンボ鉛筆公式ホームページより)

型番:【0.3mm】DPA-111A(シルバー)/DPA-111B(ブラック)
   【0.5mm】DPA-112A(シルバー)/DPA-112B(ブラック)
芯径:0.3mm/0.5mm

替消しゴム:ER-MGL(モノグラフファイン用・3個入り:100円+税)

定価:1,100円+税

本体:最大幅13.3mm(軸径Φ10mm)×全長148.4mm
重さ:21.9g

軸:樹脂
グリップ:メタルグリップ※ソフトフィール塗装
クリップ:スチール
芯繰り出し方法:ノック式

2023年10月31日に発売~2023年12月現在発売中

https://www.tombow.com/products/monograph_fine/

名入れはハンズ渋谷店で名入れイベントをしていた際に購入したため。

『モノグラフファイン』とは

ファインライトシステムとファインイレースシステムが洗練された「書く」と「消す」を実現。モノグラフのハイクラスモデルです。

https://www.tombow.com/products/monograph_fine/

トンボ鉛筆といえばシャープペンシルの『モノグラフ』シリーズ。三菱鉛筆でいう「クルトガ」、パイロットでいう「Dr.Grip」。『モノグラフシリーズ』は「モノグラフ」「モノグラフグリップモデル」「モノグラフライト」「モノグラフゼロ(廃番)」が存在しており、この中でも『モノグラフファイン』は一番新しく、一番価格が高い。価格は高いがほぼ同価格帯のシャープペンシルの中では一番安定しているかもしれないと思っている。少なくとも2023年に発売されたシャープペンシルの中では一番コスパがいいと思うので個人的なおススメである。

精密に「書く」、「消す」を実現した一本。

使ってみた感想

確かにソフトフィール塗装はちょっとしっとりしてて
滑りづらくなっている

 この価格帯以上になってくると滑り止めのローレットグリップで指が痛いという問題があるが『モノグラフファイン』に関してはグリップにそういった溝はなく、「ソフトフィール塗装」(※経年劣化によるグリップのベタつきを排除した柔らかい質感の機能性塗料を採用)を施しており滑ることもほぼない。下手にぷにぷにしたグリップが嫌だがグリップに何もないと滑るというジレンマを解消している。

細かいところも見やすい

 モノグラフは口金がパイプ型なので元々書いている場所が見やすいがさらに「超スリム段テーパー」により視界が開けている。細かい所を書きたい人は0.3mmもあることだしとてもいいかもしれない。

 もちろん「モノグラフ」の系譜をしっかり受け継ぎ、大きな消しゴムユニットによってこれ一本で書き込み+消しができる。ただついているだけではなく「消しゴムユニットロック機構」によって消す時の安定感も◎。
持ち歩きの機能は確かにあるが口金が曲がりそうで筆箱にそのまま入れるのはとても怖い。

そして低重心。低重心ペン大好き。

こんなに機能を詰め込んで1,100円+税で本当にいいのだろうか……?
価格設定バグってない?2,000円ぐらいせんのか?

気になったら使ってみてほしい

シルバーは0.3/0.5どちらもあるイメージ。ブラックに関しては0.5mmは場所によっては欠品気味かもしれない。急いで買うほどでもないが買って後悔はしないと思うのでぜひ。

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