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「がんばれ」よりもしんどかった言葉

病院の予約がとれない

病院に行こう。
と思った時に一番驚いたのは
心療内科・精神科の予約のとりずらさだった。

はじめに電話したクリニックでは
「ご予約が取りづらくなっておりまして…」と。

「一番早くていつ予約がとれますか?」と聞くと

「一番早くて11月ですね…」
(電話した時は10月の初め)

え、そんなに先なの?
と衝撃を受けた。

4件目で予約がとれた

諦めずに電話をかけ続けて
ようやく4件目で予約がとれた。

正直、身体も心もしんどい時に、
1ヶ月待つのは、過酷すぎるなあ、と感じた。

適応障害

メンタルクリニックは、
想像したよりも明るくて、そして
とても静かな空間だった。

このクリニックを選んだ理由のひとつは、
最初に電話した時に対応してくれた方の「声のトーン」。
疲れている時って、大きな声や、テンションが高い声は
ちょっと、辛いんよ。

このクリニックの電話対応は、
とても穏やかで、静かなトーンだったから
無理せず症状を伝えることができた。

しんどいこと、辛いこと、仕事の現状。
色々なことを伝えて、先生から言われたのは
「適応障害」という一言。

「がんばれ」よりもしんどかったのは

よく、うつ病や適応障害の説明をする本に
「がんばれ」と言わないように、と説明があったりする。

でも、私は
「がんばれ」よりも

「みんなそういう時あるよね」
「私も辛い時があってさ」
「みんな病院に行ったらそう言われるんじゃない?」

って言葉の方が、しんどかった。

この辛さが、当たり前なんだって言われている気がして。
頑張れなかった自分に烙印を押されたような気分になって。
※もちろん人による。

「がんばったね。」
って、その一言だけで、
救われたような気持ちになることを、
この時はじめて知ったんだ。

30代は、思ったよりも息がしづらい。
そんなあなたが、 ここでは、深く息が、できるように。

辛い時に、キラキラしたSNSを見るのはすごく辛いから。
キラキラしてない日常を、このブログでは綴ります。

キラキラと、真っ黒。
30代女子のメンタルは、
二面性があって、いい。


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