頭の中で聞こえる「責める声」に負けないように

33歳、適応障害の日常を日記のように書き綴っています。
辛い日々の、ふと灯るあったかい光のようなブログにできたらな。

頭の中でずっと自分を責めていた

33歳。フリーランス2年目。
「何屋さん?」と言われたら
「なんでも屋さん」と答えるくらい
頼まれたことなら、なんでもやってきました。

でも、ずっとずっと
頭の中では
「肩書きがないと売れない」
「なんでわかりやすく〇〇屋さんって言えないんだろう」
「成功者はもっと、もっとがんばってる。努力してる。」
「がんばれ!!」

そんな言葉がリピート再生。
壊れたレコードのように
ずっと鳴り響く「自己否定」のオト。

10年以上一緒にいる夫から
「自分を追い込むのが本当に得意だねえ。」
と言われるくらい、

自分で自分を責め続けていました。

「責める声」に埋もれて聴こえなくなった「やりたいコトの声」


頭の中でリピート再生される
「責めるオト」というのは
本当にボリュームが大きくて。

何か、ひとつ出来事が起きるたびに
あれやこれやと責め立てます。

その結果、
「やりたいこと」が
全くわからなくなってしまいました。

この仕事は、したいのか、したくないのか。
ワクワクするのか、しないのか。
やりたいのか、やりたくないのか。

わからないんです。
聴こえないんです。

だから、
自分の「外」に答えを探しにいくようになりました。

誰かや何かは答えを持ってない

占い、パワースポット、自己啓発、本にYouTubeにSNSに…

自分の声が聴こえないから、
私は自分の「外」に答えを求めました。

コーチングがいい、と聞けば
コーチングを受けてみたり。

この本がいい、と聞けば
本を読んでみたり。

でも、そこにはヒントはあっても
答えはありません。

だって、
答えは自分にしか、わからないんです。

とにかく、まずは身体を回復させよう

マインドが大切。
考え方を変えよう。

そうは言っても、
身体に元気がないと
考え方もどんより、ネガティブに引っ張られる。

風邪をひいて
熱がある時に
ポジティブなことを考えよう!
楽しいことを考えよう!
と言われても無理なのと同じで

まずは、疲れた身体を休めましょう。

私は、とにかく寝てました。
とにかくとにかく、
寝続けた期間がありました。

なにもできなくて
布団のなかで、
朝から夜までずっと寝ていて

「今日も何もできなかった」
って日々が続いた時に

ふと気づいたんです。

あ。違う。
なにもできなかったんじゃない。
私は、寝て身体を休ませてるんだ。って。

きっと、それまで
自分の頭の中で「休みたい」「寝たい」という声を
無視し続けたから

今は、眠ることが
一番の優先すべきことなんだ。

そう決めて、
とにかく身体を休ませることをがんばった。

眠って、眠って、眠り続けたら
「ちょっとだけ、歩いてみようかな」って
そんな風に思える日が、突然やってきました。

秋の風が吹いていることに気づいた

少しだけ、芽生えた
「外に出てみよう」という気持ち。

その気持ちを、無視したくなかったので
外に歩きに行ってみました。

しばらく「寝る」しかしていなかったから
身体は重いし
歩くスピードはとってもゆっくりだったけど

風が、気持ちよかった。
空をふと、見上げたら
空がすごく、綺麗でした。

「あ、秋のにおいがする」

今まで気づけなかった、
日常の中にある「ちいさな幸せ」に、
ちょっとだけ気づけるようになりました。

自分を大切にする=ちいさな「声」を叶えること

  • 自分を大切にする

  • 自分と対話する

  • 自分の時間をつくる

こんな風に言われても
どうしても、できなかったのですが。

ちいさな、ちいさな自分の声を
ひとつひとつ叶えてあげること。

これが、自分を大切にする一歩目だと思うんです。

トイレに行きたいな、って思ったら
トイレに行く。

これだけでいい。

喉が渇いたな。
何が飲みたいかな。
冷たいお水が飲みたい。

って思ったら、
「身体にいいからお白湯を」
って声は置いておいて

冷たいお水を飲む。

これだけでいい。

まずは、ここから。

あの日、休みたいのに、
そのちいさな声を無視して
適応障害になった私からの
休むためのちいさな小さないっぽ。

どうか、貴女が
笑顔でいられますように。

30代は、思ったよりも息がしづらい。
そんなあなたが、 ここでは、深く息が、できるように。

笑顔にもどれるキッカケになりますように。

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