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「ふつう」という、呪い。

適応障害になって家に帰りづらくなった

適応障害になった33歳・フリーランスの
日常を綴っています。

適応障害になって
私はなかなか家に帰れなくなりました。

外に出られない、ではなくて
家に帰れない、です。

なぜか?
家には6歳の、小学校1年生の息子と
64歳の夫の義母が一緒に暮らしています。

泣いたり、イライラする姿を
どうしても見せたくなかったのです。

笑顔のお母さんで、いたいのだと
この時ようやく気づきました。

嫌いだった父のことを、ふと思い出した

そんな時に思い出したのは
嫌い、と思っていた実の父のこと。

父は、口癖のように
「普通が一番」と繰り返し、繰り返し
言っていました。

ギャンブルもする、
すぐ怒鳴る、
話を聞かない。

そんな父が、私は嫌いで。

でも、
適応障害になって
家に帰れなくなった時に

「もしかして、父も
 弱っているところを
 見せたくなくて、帰れなかったのかな」
と、ふと思ったのです。

自分のダメなところを、見るのは誰でも嫌

適応障害になって、
仕事以外で笑えなくなって
笑い方がわからなくなって。

でも、それでも
「ふつう」でいようと頑張りました。

それは、とんでもなく大変で。
「普通」って、とんでもなくすごいことなんだな、と。

人によって「普通」って違うけれど

人前で笑顔でいること
家族と笑い合うこと
楽しい時間を過ごすこと

私の中で「普通」だと思っていた日常が
過ごせなくなった時に

こんなになるまで
頑張ったんだ。

と、ようやく自分の無茶を認めることができました。

逆に、
ここまでなるまで、
気づけなかったのです。

私はどうやら、
自分のことを、ちゃんと考えてなかったみたい。

自分が元気じゃないと、何もできない

当たり前のことですが
自分が元気だから笑えるし
自分が元気だから子どもを抱きしめることができるし
自分が元気だから、
相手のために何かができる。

だからこそ、
「順番」が大切なのだと
私は体調を崩して
メンタルが崩壊してから
ようやく気がついた。

頑張りすぎの、貴女へ。
今、この記事を読んだら、
一回、大きく伸びをしてみて。

誰か、のためじゃなくて
自分に、何がしたいか、聞いてみて。

コーヒーが飲みたい。
漫画が読みたい。
野菜が食べたい。

なんでもいい。
ちっっっっちゃな自分の「希望」を
叶えてあげてほしいのです。

私は、ちっっっっちゃな自分の「声」を
無視し続けて、本当に
辛かったから。

SNSの、キラキラした世界なんて
一回横に置いて無視して。

大事なのは、
今の貴女。

大事なのは、
おっきな成功でも、
おっきな売上でも、
集客力でも、
影響力でもない。

貴女が、笑顔でいることが
一番大事。

笑顔でいたら、
元気でいたら、
いくらでも、なんでもできる。

まずは、自分を。
元気にしよう。

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