廃止される金剛バスに乗って、近つ飛鳥博物館に行ってきた話。
※乗車日：2023年10月15日
金剛バスが廃止されるらしい。ならば行くしかない。と、思って私も乗りに行くことにした。
1区間だけサッと乗ったとしても金剛バスに乗ったとは言えるけど、せっかくならちゃんとバスを利用したい。そんなワケで近つ飛鳥博物館を訪れることに決めた。
ということでやってきたのは、近鉄長野線の喜志駅。
ヤバTの「喜志駅周辺なんもない」って曲知ってる人いる？
駅を出るとすぐ目の前にもう金剛バスがいた。
ロータリーの横にはちっちゃい営業所もある。
金剛バスではICOCA・PiTaPaなどの交通系ICカードは使えない。近鉄バス・南海バスで代替される金剛バスの路線では使えるようになるらしいので、この点では残念ながら代替された方が便利になる。
金剛バス 阪南線 喜志駅前14：06発近つ飛鳥博物館行きに乗車。私の他に6人を乗せて出発した。
経由停留所は以下の通り。
喜志駅前 14：06発
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大深
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河南橋
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梅川橋
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太子四つ辻
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東山＜芸大前＞
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阪南一須賀
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大宝1丁目
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大宝2丁目
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大宝4丁目
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近つ飛鳥博物館 14：21着
東山で1名、大宝1丁目で1名、大宝4丁目で2名が降りられて、終点まで乗ったのは2名+私だった。
このバス「阪南線」は上図の赤線ルートを通ってきた。
地図の黄色く塗った部分が大和ハウスが開発した住宅地の「阪南ネオポリス（住所としては大宝1～5丁目）」で、このエリア内に大宝1丁目～近つ飛鳥博物館の4つのバス停がある。
大宝1～5丁目には、河南町の総人口約15000人の3割にあたる約4500人が住んでおり、駅から離れたこのエリアのバスがなくなるとヤバいのが容易に想像される。バスも30～45分に1本のペースで運行されていることからも需要が窺えると思う。
終点の近つ飛鳥博物館バス停は、この阪南ネオポリスの中心を貫く道路が近つ飛鳥風土記の丘というデカい公園に突き当たる地点にある。
このバス停から近つ飛鳥博物館本体へは、風土記の丘の中を10分ほど歩いた先にある。
近つ飛鳥博物館には、百舌鳥・古市古墳群をメインに大阪府南部の古墳に関する展示がされている。
一部の展示以外は撮影可でした。これも大丈夫なやつです。
企画展実施時で大学生の料金は330円（※企画展開催時）と、博物館にしては安いと思うので機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか。
目的通り、近つ飛鳥博物館を訪れることができたので、金剛バス石川線に乗って富田林駅に出ようと思う。
しかし、帰りのバスの時間を調べてくるのを忘れていて、慌てて調べたところ東山バス停まで歩いて戻れば、富田林駅に行けることがわかった。
ということで、歩いたのが下の地図の紫線で、そこから青色線・水色線のルートを通るのが、金剛バス 石川線だ。
石川線は基本的に富田林駅から近つ飛鳥博物館を結ぶ系統（水色線）だが、運悪く例外的に東山バス停発が走る（青色線）タイミングに当たってしまったようだ。
この石川線は1時間に1本のペースで運行されていて、河南町による自家用有償旅客運送によって代替されるようだ。
15：52に東山バス停を出発したバスの乗客はずっと私1人だけで、16：05に富田林駅前に到着した。
私1人だけだったおかげで、車内の写真を撮ることができたけど、これが良いのやら悪いのやら……
後方の座席がロングシートタイプのバスもあるらしい。
富田林駅前（南口）には、金剛バスの大きな路線系統図の看板があり、ここが金剛バスの拠点であることを示していた。
金剛バスの運行は2023年12月20日をもって終了し、21日からは南海バス・近鉄バス・自家用有償旅客運送によって代替される。
個人的にかなり関心があるので、年明けになると思うが代替されたバスに乗りに行こうかと考えていたりする。
ここまで駄文をお読みいただきありがとうございました。
最後に富田林駅前で撮った金剛バスの写真を貼っておきます。
参考資料
富田林市HP 4市町村コミバス 運行経路・運賃・運行のご案内https://www.city.tondabayashi.lg.jp/soshiki/29/98472.html
富田林市HP 令和5年度第4回富田林市、太子町、河南町及び千早赤阪村地域公共交通活性化協議会資料・議事概要
https://www.city.tondabayashi.lg.jp/soshiki/29/98878.html