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上手くいかないと思う人に読んで欲しい話
学術文庫で、「ヘーゲル精神分析学入門」なる本を読み終えたのですが・・・・正直私には南海、いな、難解すぎてあまり理解できなかったのですが、なんとか読み終えることができました。
いつも軽い自己嫌悪に陥るのですが、自分が得手としない場合、どうしても理解力が劣ってしまう。
しかし、劣っていることを認めつつ、それに対して自己否定しないことも大事なのだと改めて思うわけです。
自己否定・・・自分がダメな人間だと思うことは、負のスパイラル、言い方を変えれば下り坂のらせん階段を降りているようなものです。
特に周囲が見えなくなると、特にそうでしょう。
そんなとき、下の方から優しい囁きが聞こえたらどうでしょうか?
人はそちらに突き進んでしまいますよね。
それが、決してその人にとって良い結果でなかったとしても。
そうして、袋小路に入ってしまったときに、新しい扉が開かれる・・・更なる転落という。
自己否定すると言うことは、自分自身をおとしめていることに他なりません。
それは、自信の喪失につながり、いたずらに外部にその救いを求めることになります。
その救いが、あなたを成長させるものであれば良いのですが、そうでない場合は更にあなたを苦境に追い込むことになってしまいます。
例えば、楽して儲けられますよ・・・的な話に飛びついてみたりする。
そして、そこで上手くいかないと、内向的な人は更に自分を攻撃し、外向的な人は今度はその原因を他人に転嫁する。
もしくは、現実逃避でゲームなり、ライトノベルの転生の世界に憧れる
何れにしてもそれでは、何も解決しない。
世の中という嵐が吹いているのに、その嵐に対峙することをせず、ただひたすら、勇者が助けに来るの待つ・・・そんなイメージになっているような気がします。
上手くいかなくても、それを上手くいかないと嘆く必要は無いんです。
上手くいかなかったという事実をまず受け止めて欲しいんですね。
その上で、どうしたら上手くいくのかという理想型を描いてみる。
その次に、上手くいっているイメージを描いてみる。
さらには、そのイメージのとおり行動してみる。
こうして、自分を否定するのではなく、自分の理想型を今一度シミュレーションして、そのイメージに沿って行動してみる。
そこで、又上手くいかなかったら、改めて上手くいかなかっ時点から再び理想型を描いてみる・・・これが大事なのではないでしょうか。