俯瞰して物事を考えるという癖をつけよう
今までの経験で思ったことは、
何でもそうですが、一つのことを始めたら徹底的にやってみる。
一番良くないのは、中途半端にしてしまう古都ではないかと思っています。
結局なにも達成できないですからね。
最近、自分自身のFBの投稿もblogの更新も遅れ気味だと言うのはよくわかっているのですが、やはりアウトプットばかりでは資源が枯渇するので時には補給も必要になってきます。
それが、私にとっては読書であったり勉強だったりするわけです。
勉強というとなんか構えてしまいそうですが、そうではなくて自分の知らないことを学ぶという視点ですよね。
人はやはり学び続ける動物だと思うんです。
知れば知るほど、視野が広がっていくんです。
そう、昨日も書いたように俯瞰できるんです。
俯瞰できるようになるとどうなるかというと、より高みから物を見ますから色々な問題点が見えてくる。もしくは解決策が見えてくる。
私はいつも若い頃に意識していたのは、そうした俯瞰して物事を見る癖をつけることでした。
「組織の長ならどう考える。」という視点に立つんです。
直属の係長がとか、課長がどうではなくて、「自分が社長だったらどう判断するか」で考えるんです。
その時は、自分がその役職についたと思い込むんです。
その時に大切なことは、その俯瞰した状態で、行動の指針が、自分の利益(For me)ではなく、みんなのために(For you)になるということです。
その一つの例が下記のような新しい施策を考えたことでした。
今から20年程前郵政省の地方郵政局で貯金関係の式紙(郵便局で使う専用帳票)の調達を任されていたのですが、従前の仕事の方法では「個々の在庫数を報告」させるもので手間はかかるしその報告も不正確なものが多く、結果的に不要なものを大量に送ったり、必要な物を過少数で送付するため実際の所要数が出せないという状態に陥っていました。
そこで、発想を変えて「要らないもは送らないから、そのリストを作ってください」という方式に変えました。
こちらで、定期配給品目をリスト化したものを送付し、送付不要の書類にチェックしてもらうことにしたのです。
これにより、郵便局における調査事務が少しでも減ればという思いから始めたのですが、これが結構好評だったんです。
その後、更に発展したシステム構築に進むのですがそれは少し先のお話。
おっと、話が「俯瞰」から大きく外れてしまいましたが、俯瞰して考える習慣を付けると、このように全く新しい視点を我々に与えてくれることが有ります。
だから、ぜひ迷ったら俯瞰して考える癖をつけて欲しいんです。