【エッセイ】名字変更を強いるならせめて祝い金をくれよ
テーマ:名字について思うこと
結婚後パスポートの名字変更するのに「なんでこっちが手数料払わなきゃいけないんだよ、むしろ金くれよ」と言った友人の言葉は、今でもよく覚えている。ふざけた口調でギャーギャー言うのはいつもの我々だが、今回ばかりは真面目な文句(とは)だった。全然冗談じゃないよな、これ。
ちなみにトップの写真は、パスポートの名字変更して行った香港。中国語は全くわからんけど漢字表記でならなんとなく意味はわかる感じ、楽しかったな。
パスポートだけでなく免許証やら銀行口座やら何から何まで手続きしないといけない。パスポートは旅券センター、免許証は運転免許試験場など、足を運ばなければいけないものもある。
私の身近で結婚した人第一号だった彼女からその話を聞いて、そこで初めて現実を知った。結婚ってこういうものなのだと。
好きな人の名字と自分の名前をこっそり並べて夢見た少女時代。憧れすらあったはずが、いざ現実的な話をされると、なんだか大していいもんでもねぇなと思った。
たかが名字、されど名字。
宮舘とか神宮寺とか西園寺とかじゃないと変えたくないな~。