2019年1〜4冊。「インターネット的」生活がもたらすものと、田舎暮らし。
引き続きテスト投稿です。
昨年末から2019年1月にかけて、4冊を読了しました。
1 インターネット的(糸井重里 著)
2 下町ロケット(池井戸潤 著)
3 あのお店はなぜ消耗戦を抜け出せたのか( 仲山進也 著)
4 すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法(菅原洋平 著)
(番号は今年に入って通算)
今年の目標は40冊です。
1月に3.3冊読めばいいから、4冊はいいペースです。
「インターネット的」は昨年末に読んでいた佐渡島庸平
さんの「WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE」で絶賛されていて読み始めたもの。
評価の通り、素晴らしい。10年前の本とは思えないほど、今日の「インターネットがもたらす生活や仕事の変化」を的確に予見しています。
インターネットが(Web2.0を突き抜けて)発達して、これまでネットワーク化できなくてもできなかったことが、次々と実現しする。その結果、インターネットや情報産業に関係ない人(その割合はどんどん減っていくけど)の働き方・生き方も確実に影響が出る。そんな世界での生き方を洞察しています。
(本文より)
"いま、クリエイティブではないオペレーションの部分、何かのやり方と言った技術や体力労働の部分は、コンピュータや機械の登場によって、少しずつ人間がやらなくてもいいようになってきています。つまり、古代ローマでいうと奴隷の仕事に当たるような部分を機械にさせられるようになっている"
"消費について、どれだけクリエイティブになれるか、というのは、簡単そうで難しいことです。ある意味では、つくる側、送る側でやってきた必死さ以上の真剣さで”休み”のことと”遊び”のことを考える必要があると言えましょう。何しろ、そんな練習はほとんどの「健全な市民」はやってこなかったのですから、大変です。”
で、この「大変です」が現実になったことを現していたのが、昨年出版されて大ヒット中のスコット・ギャロウェイ著「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」。
いま読んでいる最中ですが、米国の4大IT企業であるGoogle、Apple、Facebook、Amazonがもたらした世界の大きな変化を肯定/否定的に分析しています。
(そういえば、ちょっと前までFANGなんて呼ばれていたけど、Netflickはどこいっちゃったんだろう?)
これらを読む合間に村上春樹の「遠い太鼓」をつまみ読み。(これは何度も読んでる本なので、カウントせず)
村上さんが若いころ(といっても、今の僕と同じ年齢のころだ)イタリア・ギリシャに移住して自分探しをしていた頃のエッセイ。
エッセイ中で綴られるヨーロッパの素朴な田舎旅行に惹かれていたところ、図書館で偶然、竹本田持さんの「英国農家民宿ー泊まりある記」を見つけて読み始めました。
日本での煩わしさが嫌になってヨーロッパ移住しちゃった村上
さんだけど、こういう本を読むと、こっちまでそういうことしたい気分になってくるので困ります。
他、読んだ本の感想は(ときどき)ブクログにアップしています。