Expressive writing 11/6,固定観念が検証されるとは?

今日のよくわからなかった所。なぜ組織と人は変わらないのかの話の中で、キャシーという人物が登場する。

キャシーは大事なプレゼンを控えていたが、その準備の最中に過労のあまり失神。後で振り返った時に自分の強い固定観念に気付いた。
理性では自分がおかしいとわかる。働きすぎ。周囲にも言われるほど。
だけど本能的恐れていたのは自分の出来なさ加減が明るみに出て、上司に迷惑がかかること。

だが、自分の作った資料の質が良かった為、代役のプレゼンでも大成功したという事が評価された。

固定観念が検証されるのは、本人が固定観念に反する行動をとることに加えて、その行動がどういう結果をもたらしたのかと言う点と、その結果が固定観念の妥当性に関して何を意味するのかと言う点に十分に注意を払った場合

普通は固定観念の妥当性が一度否定されたぐらいでは揺らがない。
だがキャシーはこの経験で免疫システムの根幹の要素を発見した。
この騒動のあと、上司がどういう言葉をかけてくれていたら安心出来たのだろうかと考えても答えは出てこなかった。
それどころか、誰が何を言ってくれても安心できなかっただろうと気付いた。その時に思い至ったのが昔の出来事。10年前の医学校への受験失敗の経験。

全てを投げ打って、周りも感心するほど勉強していたのにダメだった。周りがかけるどうしちゃったの?という言葉に屈辱を感じ、傷ついた。当時は大した事ないと言い聞かせていたが、今ではわかる。あの時自分の一部が死んだのだと。
単に夢破れただけではない。1つの目標の為に人生の一部を捧げたのに届かなかった。
問題は恥の意識で、自己不信だった。自分に対する不信感のあまり、人一倍働かなくてはならないという思考になってしまい、原因から目を背け続けたことで、人一倍働く事だけが強く思考に残るようになった。

自分の固定観念に目を向けなければ囚われるというわけだ。

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