幻のbrand HELMUT LANGについて
今回は、archiveの中でも人気のあるHELMUT LANGの魅力や数々の伝説について、述べていこうと思います。
HELMUT LANGについて
人気の理由
archiveアイテムを使ったコーディネート紹介
HELMUT LANG
HELMUT LANGが人気の理由
HELMUT LANGがなぜ、カルト的な人気を生み出し、多くのデザイナーからも尊敬されているのかをここで、述べていきたいと思います。
まず、ヘルムートラングのデザインがなぜ生まれたのか?
彼が生み出すデザインは、独学が始まりでした。10歳の頃から、独学で洋服を作り、着用していた服は全て自分で作っていました。彼は趣味程度でやっていたことでしたが、友人間の間で彼の服が評判になり、彼はオーダーメイドの仕立て屋を開業します。
若い頃から無意識のうちに、顧客の理想のスタイルにあった服を提供できていたことが後のデザインにも反映されていきます。
続いて、デザイナーの可能性を広げた素材の多様性。
ヘルムートラングのデザインでも、有名なミニマリズムなデザインそれには、一見変わったデザインが使用されています。
まず、1990年代に使われていたラバー、ラテックス素材、エラスティック素材、コーティング、ゴム素材などです。
その頃のファッションの系統とは全く無縁に感じる素材名ばかりで、異素材に感じますが、ヘルムートラングはこれを多様し、コレクションを発表していきます。
当時は、まだ80年代の派手な装飾などのトレンドが残る中、JIL SANDER同様に、無駄を削ぎ落とした。ミニマムなデザインで革新的なアイテムを次々と展開していきます。
特に、異素材の見せ方。アイテム自体のシルエットはとにかく綺麗に仕上げる。また、アイテム本来のギミックを生かしたデザインをする。そこに異素材のワンポインと取り入れることで、モードな雰囲気が演出されます。
彼のデザインは、ミニマムでありながら、モードな反面。機能性に優れていることが、カルト的な人気を誇った最大の要因と言っても過言ではありません。
また、1990年代後半から、2000年代になるとデザインの見せ方の可能性が広がっっていきます。
代表的な名作としても、有名なペンキデニム。あれは、20世紀のアメリカの画家で有名なジャクソン・ポロックのデザインをデニムに落とし込んだものになります。
魅力としては、デニムは本来作業着として着用されていました。そこに、ペンキが付着するのは、なんら問題ありません。ですが、そこが、デザインのポイントとなり、あえてジャクソン・ポロックのペンキデザインを落とし込み、デニム本来の特性と融合させた演出をしました。
他にも、2003年には「インサイドアウト」パンツを裏返し、ポケットが外側に出ているデザイン性のあるアイテムを生み出しました。
中でも、2000年代のHELMUT LANGはarchive市場でも高値で取引されるほどのものとなっています。
あの、かの有名なラフ・シモンズでさえ、金銭的余裕があればHELMUT LANGしか着たくないと言わせたほどでした。
HELMUT LANG(archive)コーディネート
今回はHELMUT LANGの中でも、取り入れやすそうなシンプルなデニムジャケットを使ってコーディネートを組んで見ました。
個人的にですが、綺麗めなコーデが好きなので、ナロータイのネクタイ、光沢のあるシャツを合わせて、ボトムスはラングラーのフレアパンツを着用しています。
全体的にかっちりとした印象にしたかったので、革靴で締めています。
カジュアルな格好がお好きな方は、インナーをシャツにして、細身のパンツより太めのパンツを着用して、HELMUT LANGのデニムジャケットは着丈が短いものが多かったりするので、Aラインを意識したコーディネートもおすすめです。
HELMUT LANGは、デザイナーのヘルムートラングがデザインしていた所謂本人期は高価なものが多いですが、シンプルなデニム等は1万から2万程度で購入することができるので、興味のある方はぜひ探してみてください。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
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