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カップラーメンを待つくらいの間でわかる音楽講座 反面教師 b labo vol.31

反面教師

みなさんは日頃「上手になりたい!」と思って音楽を聴いたり、うまい人のプレイを研究していることでしょう。
これはこれで大切なことですから継続して練習してください。

しかし私の考えからすると、必要条件ではあるが十分条件を満たしていない気がします。

上級者の高等テクニックはそう簡単に盗めるものではありません。
実際に私もアンソニー・ジャクソンのベースを生で聴いたことがありますが、よくわかりませんでした。ポール・ジャクソンのときも「あんなにゴーストノート入れるのね」くらいしかわからず、見ただけでは具体的に応用するまでには至りませんでした。

とても刺激になるがあまり参考にはならない、
というのが正直なところです。

今日のテーマ「反面教師」ですが、これは確実に効果があり、しかも即効的だと思います。

きつい言い方ですが下手な人・ダメな人・痛い人の演奏や歌は理由がはっきりとしていてわかりやすい。音痴だとかリズムが悪いなど明確な問題点を提示してくれます。

問題(原因)がわかればあとは修正していく努力をすれば確実に上達するはずです。原因もわからずに闇雲にやる、上級者のテクニックに走って中途半端になる、気をつけないといけません。

b laboでは上達の妨げになっているであろう問題を解明し、修正するためにはどうすればよいのか?ひとりひとりに寄り添って対応いたします。

時には下手な歌も聴いて我が身を振り返ることも必要かもしれませんね。
お勧めの曲をいくつか挙げておきます。

ギンギラギンにさりげなく(斉藤清六)
六甲おろし(オマリー)
サージェントペッパー(大場久美子)
スイートチェリーパイ(北原佐和子)
アテンションプリーズ(能勢恵子)


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