【日記】驚異/2023年1月2日(月)
※写真はファミリーマート販売のもの。「ホイップ」とか「生クリーム」、「北海道」という言葉にオレは弱いのだ
昨夜は連日の寝不足がたたったようで軽い頭痛が発生したため、ちょっと前から常備している『ルキノン』という鎮痛薬を飲んだ。強烈に効く薬(名前は出さない)を飲むとラリったような状態になったり、瞼が腫れたりしてしまうので、軽いものを飲むようにしている。
それでもスッと痛みが消えたので、読書に勤しんだ。例によって御子柴礼司シリーズ、その第3作『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』(中山七里、講談社文庫)である。読み始めたら止まらないので、キリの良いところでやめて寝た。
初夢は、何かを見たのだがまったく憶えてない。だが何事かぶつくさと寝言を言っていた記憶はある。夢の内容は可もなく不可もなく、といったところか。しかし、薬を飲んだおかげで、よく眠れ、気持ちよく起きることができた。
『箱根駅伝・往路』(日本テレビ)をつける。関東学生連合がぶっちぎっていたが、記録には残らないチームというのは何とも切ない。それに、この大会の知名度は断トツだが、関東の大学限定など、いろいろと問題がある。そういうことをきちんと頭に入れつつ、レースを堪能する。
やはりどうしても母校・國學院大學を応援する。あとは、いまはなき実家、坂戸(埼玉県)の家のすぐ横にあった城西大学。いまはすっかり変わってしまったようだが、あそこのグラウンドでよく草野球をしたり、グラウンド脇の小川でしょっちゅうザリガニ釣りもした。古き良き昭和のワンシーンだ。
小田原在住ということで、熱心な市民ランナーだった父と、25年前に1度だけ沿道に観に行ったことがある。父はかつて東洋大学の講師をしていたので、その応援に。まだ國大は出場権を取れていなかった時代だ。しかし、あっという間に過ぎ去っていくランナーたちを見て、「やっぱりテレビで観てた方がいいね」となった。本当に、信じられないスピードで通過していくのだ。
ましてや、箱根のあの坂を走って上るなんて狂気以外の何ものでもない。車で上ることすら大変な坂道なのだから。
でも、しっかりと見るべきところは見ていた。“走り”もフォームが大事。走ることに関してはド素人だけれども、でも、「あ、彼は落ちてくるな」とか「いまは貯めて、どっかで出るな」とかは何となくわかる。そして表情から何かを読み取ることも。
すべてのスポーツは繋がる。いや、スポーツに限らず、だ。
昨日、御子柴第2作を読み終えたので、東海テレビ版ドラマの第2話を視聴。決意と覚悟、それを氷のような無表情で隠す御子柴に心を捕らわれた。不覚にも、涙を浮かべてしまった。大映テレビの戦略に、まんまと引っかかってしまった。恐るべし大映。
BSフジ『The GAME~震えた日~』で、2010年伝説の日本シリーズが取り上げられていたので視聴。わが中日ドラゴンズと千葉ロッテマリーンズの、延長3試合を含む7戦だ。
ゲストはベンちゃんこと和田一浩、森野将彦、里崎智也、今江敏晃。里崎がいたので、自分が担当だったら司会は入れなかったな。そのほうが絶対に深くなり、盛り上がり、めちゃめちゃおもしろくなったはず。収拾つかなくなることも危惧されるが、里崎は“まわし”も上手いはずなので。
懐かしい映像のオンパレード。第6戦の15回表、久本祐一が西岡剛を三振に打ち取ったシーンが出てきて感涙。
ヒーターは極力使わない。30℃設定にしても18℃くらいにしかならないので、もっぱら風呂上がりの髪の毛乾かし用につけるくらい(わが家のドライヤーは7、8年前に壊れた)。頼りにしているのは40年くらい使っているミニ電気ストーブだ。足元を温めるだけで全然違う。そうしながら読書をするのだが、下半身が温まると、眠気が襲う。読みながら、うとうとしながら今日1日も終わった。