【ボクシング】細かいやり取りの応酬の果ての壮絶。中川健太が古谷昭男下し新王者
☆2月14日/東京・後楽園ホール
WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級王座決定戦12回戦
○中川 健太(三迫)1位
●古谷 昭男(六島)12位
判定3-0(117対111、116対112、115対113)
出された判定は大差、中差、そして僅差。各ラウンドの若干の差を振り分けていけば大きく差が開くことも考え得る。そして、試合を見終えた手応えとしてはギリギリの勝負だったという意味で微差もある。そういう12ラウンドだった。個人的感想を言えば、中川をよく研究していたのは古谷。試合の中で流れを読み、少しずつ局面を変えていける技術を積み上げてきたのは中川。そんな表現をさせてもらいたい。
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