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1・11本年も…

『ボクシング・ビート』誌への原稿も送り終え、校了へとなだれ込む様子を遠くから何となく見届けて抜け殻に…というわけで、ボクシング記者になってこの方、正月気分を味わわずの生活を続けてきたため、これをもって年明けとなります。今年もよろしくお願いいたします。

 前号では井上尚弥の一問一答を中心とした展望記事を書きましたが、やはり展望らしきものが一切入っていないことが引っかかっていて、なんとな~くモヤモヤした気持ちで過ごして参りました。
 が、図らずもサム・グッドマンの左目上負傷によって延期となり、今号であらためて展望記事を書かせていただくことに。“リベンジ”といっては大袈裟かもしれませんが、自分としてはそのくらいの心持ちで、彼のスペシャルな部分と、以前それについて聴いた話を盛り込んだり、グッドマンの武器についてわかりやすく説明したり(つもり)と取り組んでみました。

 しかししかし。今日になって、やはりグッドマン棄権の報。さすがに沸々と怒りがこみ上げ、どうにもやるせない気持ちで満たされてしまいました。

 なんかこう、人生ってうまくいきませんね。

 この対戦は完全に“幻”となってしまいましたが、でも、読んでいただける方に読んでもらえれば、おもしろい内容になっているのではないかと思います。自分がいちばんこだわっている「オリジナリティ」だけは保証します。

 もちろんその他にもいくつか記事を書かせていただきました。世の中にごまんといる諸先生方のように「執筆」などと大それた書き方はできませんけれど、それなりにボクシングを楽しめるものになっているのではないかと思います。個人的には「秋次克真」の名前を出すことができて嬉しかった。後輩ですが、素晴らしい専門誌記者にして名編集者となったS編集長にあらためて感謝。こちらの一方的な片想いかとは思いますが、こういう人物とともに仕事ができるのは本当に幸せだと思います。

 写真はあかぎれ。冷凍食品を扱う仕事をしているため、冬になると必ずできるようになってしまいました。子どもの頃に母親が痛がっていたのをなんとなく憶えていますが、まさかこんなに痛いものだと思いませんでした。そんな指でタイプ打ちをしたのですが、不思議とそのときだけは痛みを感じませんでした。

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本間 暁[闘路園TOUJIEN]
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