【詩】若者と呼ばれる僕らへ

今日も特別でない日が終わった
一日に点数なんてつけたくない
退屈な日に評価なんていらないだろ
僕らは反抗的なわけではないです　ただ、変化を嫌うだけ

ああ、神様を信じられたら楽だろうな　
考える力を手放して　奇跡を信じて毎日を過ごす
ああ、夢を描けたら楽しいだろうな
現実を見る目を曇らして　奇跡を目指して毎日を生きる
でも冷たい時代に生まれたから　僕らは退屈な日々を受け入れます

今日も朝から街頭演説　表面的な善意を強く訴える
でも僕たちには届きません　投票はしません
違う時代に生まれてきた人は感情を信じ
若者と呼ばれる僕らはロジックを求める
僕らは反抗的なわけではないです　皮肉にも嘘がわかる時代に生まれただけ

夢を描きたいな　朝方見るような支離滅裂な夢
未来を信じたいな　絵本のなかのような平和な未来
神様がいるとしたら　何から祈ればいいのだろう
神様がいるとしたら　僕らに対して冷酷すぎないか

話が合わない人がいれば　ブロックミュート
僕らは清潔な世界で過ごしたいだけです