Automation Tech NEWS | vol.19
BizteXのメンバーが気になったニュースをピックアップしてお届けします!
RPA・iPaaS
iPaaS「ActRecipe」を提供するアスタリスト、商号変更と第三者割当増資による資金調達のお知らせ
SaaSの連携によって業務の自動化を実現するエンタープライズiPaaS「ActRecipe」を提供するアスタリスト株式会社は、アクトレシピ株式会社への商号変更を行う。また、日本国内におけるDXの加速とそれに伴うSaaS・クラウドサービスの利用拡大に伴い、今後更に市場の拡大が見込まれるiPaaS需要に備えるべく複数の投資家より資金を募り、2022年9月末までに第三者割当増資による資金調達を完了。これまでの調達総額は約1億1700万円となった。
iPaaS「Workato」と連携で、より低価格でスピーディーな業務自動化を実現
ビースタイルグループで、BPA(Business Process Automation)を推進する株式会社ビースタイル バリューテクノロジーズは、Workato株式会社が提供するiPaaS「Workato」との連携により、RPAによる業務自動化の対応領域を拡充したことを発表した。ビースタイル バリューテクノロジーズはこれまで、WinActor、UiPathによるRPA開発やAI-OCR導入の支援を通して、1800以上の業務を自動化しており、新たにWorkatoと連携することで、短期間での納品や開発・保守コストの削減といった価値を提供できると考えているとのこと。
アスタリスト、iPaaS「ActRecipe」にてリスクモンスターの格付APIに対応し与信チェックの自動化を開始
エンタープライズiPaaS「ActRecipe」を提供するアスタリスト株式会社は、法人向けクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社が提供する与信管理APIサービスとActRecipeとのAPI連携に対応し、与信チェックの自動化を開始したことを発表した。ActRecipeとリスモン与信管理APIサービスとの連携により、例えばSFAやCRMにRM格付や企業情報を反映することや、ワークフローSaaSとの連携によって社内の取引先申請業務を自動化することが可能となる。
SaaS・クラウド
クラウド営業支援ツールSensesが データを高速・柔軟に蓄積・可視化する「Senses BI」をリリース
株式会社マツリカが提供するクラウド営業支援ツール「Senses(センシーズ)」は、組織の営業データ活用をより強化するための分析ツール「Senses BI」をリリースした。「Senses BI」はSensesに蓄積された顧客・案件データや行動データをワンプラットフォームで高速・柔軟に集計・可視化し、営業活動におけるデータ活用をこれまで以上に促進する。
「ホリゾンタルSaaS カオスマップ2022」を公開します -カテゴリ別資金調達動向を解説-
ホリゾンタルSaaSカオスマップ2022年版を作成・発表。以下条件に当てはまる企業を抽出している。
・ホリゾンタルSaaSを提供している
・未上場のスタートアップである(INITIALに掲載あり)
・国内に拠点を置いている(一部例外あり)
307個のホリゾンタルSaaSが見つかり以下を調査結果のまとめとしている。 ・HRやAccounting / Financeなど、バックオフィス系のプロダクトが全体の約4割に
・累計調達額はAutomationやLegal分野が大きく、評価額ではSalesやMarketing分野が高い
・1年間で5社がIPOを果たし、3社がM&AにてExitを果たす
マーケットトレンド
パナソニック、多様なSaaSと連携できるクラウド型のデータプラットフォーム
パナソニック コネクトは10月25日、さまざまなデバイスで記録した映像・画像データの管理と多様なアプリケーションやSaaSとのAPI連携を実現するという、クラウド型の「カメラデータプラットフォーム」を開発したと発表した。サービス提供に先駆け、カメラ映像・画像を利用する企業やソリューションを開発する企業に向けて11月30日にβ版を提供開始する。同プラットフォームでは、録画、再生、メタデータ保存、ユーザー管理、機器管理、認証、管理ポータルなどの基本機能を提供する。現場のニーズに応えた機能で、オペレーション改善を支援するとしている。
米調査会社ピッチブックなどの調べでは、米国でのベンチャーキャピタル(VC)などによる投資額は7~9月に前年同期の半分に落ち込み、1億ドル以上の大型調達は7四半期ぶりに100件を下回った。ピッチブックの担当者は「あらゆる規模の新興企業で、資金調達がより困難な状況になっている」と言う。スタートアップ企業の資金調達環境をめぐっては「21年が異常値だった」との指摘もあるが予断を許さない状況が続くとのこと。
AI・ロボット
AIを駆使した音声翻訳システムをMetaが公開、テキストデータの収集が困難なマイナー言語にも対応
Facebookの親会社であるMetaの人工知能(AI)研究部門であるMeta AIが、口頭での会話をほぼリアルタイムで翻訳可能なAIを用いた音声翻訳システムを開発し、オープンソースで公開した。
ワークスタイル
自称Apple社員や自称Amazon社員のアカウントがLinkedInから一斉削除される
ビジネス特化SNS「LinkedIn」では自分の職歴を記載してキャリアをアピールできるが、中にはウソの情報を掲載しているユーザーやBOTが運営する偽アカウントも存在する。そんなLinkedIn上から「Appleの社員」や「Amazonの社員」を自称するアカウントの半数近くが一斉削除されたことが明らかになった。2022年10月10日午前11時には124万9848人のユーザーがAmazon社員を自称していたものの、同日午後11時にはユーザー数が83万8674人にまで減少したとのこと。
テクノロジー
ネットチャート、1ユーザーから契約可能なPC自動バックアップサービス「ReplayedPC」
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)の子会社であるネットチャート株式会社は19日、クライアントPC内にあるデータを自動バックアップするサービス「ReplayedPC」を発表した。同日より提供開始。ReplayedPCは、クライアントPC内のデータを期限・容量無制限で自動バックアップするサービス。PCにエージェントを入れるだけで、インターネット接続時にデータのバックアップが自動で行われる仕組みで、バックアップはファイル単位で15分ごとに行われる。