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Automation Tech NEWS | vol.28

BizteXのメンバーが気になったニュースをピックアップしてお届けします!

RPA・iPaaS

個別のサービスを連携させ業務効率化を提案

不動産会社向けの業務支援システム等を開発する(株)レックアイは14日、iPaaSによる不動産業務効率化ソリューション「不動産業務Connect(コネクト)」の提案を開始すると発表。同日、同社代表取締役の鈴木徳之氏が会見し、概要を説明した。同社では、これまでのシステム開発等で培ってきた知見やノウハウを生かし、業務効率化を検討している企業に対して、通常の業務フローをヒアリングした上で、現状分析・解決策の立案・実装・運用までワンストップで対応するとのこと。

【新サービス】SaaS連携クラウドhubflow(ハブフロー)のβ版をリリースします

株式会社ミラスタは、国内SaaSベンダーがかかえる外部サービスとのデータ連携の課題を解決するためにSaaS連携のためのクラウドサービスとしてhubflow(ハブフロー)のβ版を2023年3月14日(火)にリリース。SaaSベンダーの外部サービスとの連携にかかるコストを抑えて素早くSaaSユーザーに機能を提供できるようにするとのこと。

クラウドサービスをスムーズに繋いで、ビジネスプロセスを自動化する「JENKA(ジェンカ)」をスターティアレイズが提供開始

国産RPAソフト「RoboTANGO」を提供するスターティアレイズ株式会社は、複数のクラウドサービスを簡単に繋ぎ、業務フローを自動化する新サービス「JENKA(ジェンカ)」を2023年4月に提供開始することを発表。「JENKA」は複数のクラウドアプリケーションサービス(SaaS)を連携、統合し業務を自動化するサービス(iPaaS)。メールサービス、チャットサービス、MAサービス、クラウドストレージ等の複数のサービスを連携して利用できるようにすることで短期間、低コストで業務フローの自動化を実現するとのこと。

AI・ロボット

OpenAIとSalesforce、「ChatGPT app for Slack」受付開始

米Salesforceと米OpneAIは3月7日(現地時間)、「ChatGPT app for Slack」を発表した。Slackのプラットフォーム上でOpenAIが構築したアプリで、「ChatGPT」により、Slack上の会話の要約、調査ツールの提供、発言の生成を支援する。

主な機能は以下の3点。

  • チャンネルやスレッドの要約

  • AI調査ツールでプロジェクトやトピックの課題に関するベストプラクティスの調査や新たなアカウントの開拓

  • メッセージの下書き(数秒で完成)

「GPT-4」発表 日本語でもChatGPT英語版より高性能、司法試験で上位10%、「この画像何が面白いの?」にも回答

米OpenAIは3月14日(現地時間)、大規模言語モデル「GPT-4」を発表した。テキストでのやりとりだけでなく、新たにユーザーから画像を受け取り、適切な情報も返せるようになったという。司法試験の模擬問題を解かせたところ、現在の「ChatGPT」が採用しているGPT-3.5では受験者の下位10%ほどのスコアしか取れないのに対し、GPT-4では上位10%のスコアで合格するとしている。GPT-4はChatGPTの有料版「ChatGPT Plus」やAPI経由ですでに利用できるようになっている。

グーグルが生成AIのクラウドサービスを発表、巨大言語モデル「PaLM」のAPIなど

Googleは2023年3月14日(米国時間)、テキストや画像、音声、動画などを生成するAI(人工知能)のクラウドサービスをGoogle Cloudに追加すると発表した。巨大言語モデル「PaLM」の機能を提供するAPIなどのほか、GmailやDocsなどのSaaSにも生成AI機能を追加する。ユーザー企業はPaLM APIを呼び出すことによって、学習済みのPaLMが備える文章生成や会話、要約、分類といった様々な生成AIの能力を利用できる。

テクノロジー

ChatGPTと会話できる電話番号、SaaS企業が公開 話しかけると音声で回答

電話自動応答サービスを提供するIVRyは3月13日、対話型AI「ChatGPT」と電話で会話できるサービス「電話GPT」を開発した。スマートフォンなどから用意した番号に電話をかけ、質問を投げかけることでChatGPTが出力する回答を音声で聞くことができる。通話料は発信者が負担であり、アプリのダウンロードや会員登録などは必要ない。

SaaS ・ クラウド

SmartHRが「ARR100億円」到達で国内B2B SaaS上位圏へ、「T2D3」達成も

人事労務ソフトを提供するSmartHR社は、同社がかねてより目標として掲げてきたARR(年間経常収益)を「3倍(Triple)→3倍→2倍(Double)→2倍→2倍」と毎年増やしていく「T2D3」を達成し、その「ARRが100億円」に到達したことを発表した。T2D3はSaaS企業の成長速度をはかる指標として用いられ、SlackやZoomなど世界の名だたる企業が成し遂げてきた。

ローコード・ノーコード

[速報]マイクロソフト、自然言語で誰でもアプリケーション開発が可能に なる「Copilot in Power Automate」「Copilot in Power Apps」発表

マイクロソフトはローコードでスマートフォン用の業務アプリケーションを開発する「Power Apps」と、CRMなどの既存の業務アプリケーションを組み合わせて新たな業務アプリケーションを開発できる「Power Automate」にChatGPTベースのAIを組み込んだ「Copilot in Power Apps」および「Copilot in Power Automate」を発表した。いずれも自然言語でCopilotに作りたいアプリケーションの内容を伝えると自動的にアプリケーションが生成される機能を備えており、プログラマだけでなく、あらゆるビジネスマンがアプリケーションを開発できるようになると期待される。これらの機能はまだ実験的な段階とされており、製品化の予定時期は発表されていない。

日本初!ローコード開発ツールを提供するDashcomb、ChatGPTによる多種類データベースで利用可能な高精度SQL自動生成機能「SQL AI アシスタント」をリリース

管理画面・社内システム・ダッシュボードを爆速で開発・運用できるサービス「Dashcomb(ダッシュコム)」を提供している株式会社Dashcombは、ChatGPTのAI技術を用いた「SQL AI アシスタント」をリリースした。便利なローコード開発機能により、多くのお客様の管理画面の開発時間削減及びコスト削減を実現している一方で、「SQL文を書く作業は大変」といったお客様の声もあり、ChatGPTを活用した「SQL AI アシスタント」機能のリリースしたとのこと。日本語・英語入力をするだけで、SQL文の作成ができ、非エンジニアでも高度なデータ抽出、データ操作が簡単にできる。

マーケットトレンド

三重県庁にSlack全面導入 自治体初

セールスフォース・ジャパンは、三重県庁が5月から「Slack」を導入すると発表した。全庁導入は全国の自治体で初めて。三重県では2021年度から「県庁DX」を推進しており、行政の運営だけでなく、職員の意識改革やデジタルスキル向上といった「人材育成」と「基盤整備」を両輪にしてDXに取り組んでいる。こうした中、県庁では緊急事態宣言下にあった2021年にテレワークでSlackの試行を開始。コミュニケーションの維持や活性化に高い効果があったとして評価が高かったため、今回の全庁導入につながった。

シリコンバレー銀行破綻、金融危機以来最大 利上げで脆弱性表面化

米カリフォルニア州の銀行規制当局は10日、米金融持ち株会社SVBファイナンシャル・グループ傘下のシリコンバレー銀行を閉鎖した。金融危機以降で最大の米銀破綻となり、株式市場では世界的に銀行株が売られ、巨額の時価総額が吹き飛んだ。突然の破綻の背景は多岐にわたるが、米連邦準備理事会(FRB)によるこの1年の積極的な利上げでスタートアップ業界の資金調達など財務面の状況が悪化したことも大きく影響したとのこと。

freeeが子会社を設立し書店経営に参入 経営状態を“明け透け”に公開するテック系本屋さん「透明書店」を2023年4月に蔵前にオープン

freee株式会社では、新たに子会社 透明書店株式会社を設立し、書店経営を開始することを発表。2023年4月下旬を目途に、東京都台東区・蔵前に書店「透明書店」の出店を予定している。書店の経営はすべて透明書店株式会社が担い、子会社を通じてfreeeが自らスモールビジネスを経営していくとのこと。

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