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Automation Tech NEWS | vol.23

BizteXのメンバーが気になったニュースをピックアップしてお届けします!

RPA・iPaaS

SaaS企業向けiPaaS「datable(データブル)」、不動産DXを進める株式会社Housmartが導入

株式会社Datableは、SaaS企業向けiPaaS「datable(データブル)」が、不動産DXを進める株式会社Housmartに導入された。ハウスマートが提供する「プロポクラウド」は、営業担当者に代わってお客様の希望条件に合う最新の物件情報や売却に関するコンテンツを自動でメール送信する、不動産仲介会社向け営業支援システムであり、datableを活用することで、プロポクラウドのお客様のSFA/CRMとプロポクラウドをシームレスに連携することが可能になる。

いえらぶCLOUDが広告出稿をRPAで効率化!「業務フロー実行ロボ」を提供開始

不動産テックに特化した業界垂直統合型SaaS「いえらぶCLOUD」を提供する株式会社いえらぶGROUPは、「RPAらくらくロボシリーズ」として、新たに「業務フロー実行ロボ」を提供開始した。本アップデートにより複数のRPA作業を一括で実行可能となり、不動産業務のDXを促進する。

SaaS 連携データベース『Yoom』がCData Connect Cloud とAPI 連携を開始

CData Software Japan 合同会社は、Yoom 株式会社の提供するSaaS 連携データベース『Yoom(ユーム)』が『CData Connect Cloud』と製品連携を開始したことを発表。CData Connect Cloud とYoom を連携することで、MySQL やPostgreSQL などを用いてスクラッチで開発された自社システムなどともCData Connect Cloud を通じて連携することが可能となった。これまでYoom が連携を強化してきたパッケージ型のSaaS ツールに加えて、CData Connect Cloud を通じて125種類以上のデータソースに接続できる。

SaaS・クラウド

HiCustomer、資金調達を実施し「Arch by HiCustomer」の開発体制を強化

HiCustomer株式会社は、Archetype Ventures、East Ventures、Cygames Capitalなどから資金調達を実施。創業からの累計調達額は3億円となった。調達した資金はIT製品の提案・導入支援の成果を引き上げる新プロダクト「Arch by HiCustomer」の開発体制強化に投資するとのこと。

世界で2万社以上の企業が利用する、クラウドモニタリング・セキュリティの「Datadog」とSaaS一元管理ツール「メタップスクラウド」がSAML認証によるAPI連携を開始

株式会社メタップスは、SaaS一元管理ツール「メタップスクラウド」がクラウドモニタリングとセキュリティをSaaSで提供する「Datadog」とのSAML認証によるAPI連携を開始した。今回の連携により、各SaaSにログインする際に必要なIDやパスワードを個別に管理する必要がなくなり、「メタップスクラウド」の認証基盤を利用することで、「Datadog」へのシングルサインオン(SSO)によるログインが可能になる。

マーケットトレンド

サイボウズ、サーバ増強に30億円 リコーと資本提携、クラウド基盤強化

サイボウズは12月20日、リコーと資本提携を結んだと発表した。リコーを引受先とする第三者割当による自己株式の処分を実施。174万100株を処分し約45億円を調達する。調達した資金のうち、30億円はサーバ機材の購入によるクラウド基盤の強化に、残りは米国での組織維持などに充てるとのこと。

Microsoft、Azureなどでの無断仮想通貨マイニングを禁止

米Microsoftは12月1日(現地時間)、Azureを含むオンラインサービスの共通のライセンス条項を更新し、「マイクロソフトによる書面による事前承認のない暗号通貨マイニングを禁止することを明言」(原文ママ)とした。違反すると、サービスが一時中断される場合があり、Microsoftは一時中断する場合、前もって合理的な通知をするとしている。

ローコード・ノーコード

ノーコード型ETLツール「Reckoner」、「セキュアアクセス for AWS」をリリース!

株式会社スリーシェイクが提供する、ノーコード型ETLツール「Reckoner(レコナー)」は、AWS環境へのリソースにセキュアに接続するための機能「セキュアアクセス for AWS」を提供開始した。「セキュアアクセス for AWS」では、 AWS PrivateLink を利用してお客様環境のAmazon VPCとのセキュアな接続を実現。本機能を活用でAWS環境にあるAmazon EC2、Amazon Redshift、Amazon RDSなどのAmazon VPC上にある様々なリソースに対してAWS PrivateLink を介したプライベート通信での接続が可能になる。

「ASTERIA Warp」をクラウド提供、成長するiPaaS市場へ展開を開始~「IIJクラウドデータプラットフォームサービス」データ連携基盤として採用

アステリア株式会社は、ネットサービス大手の株式会社インターネットイニシアティブと協業し、12月21日より提供されるIIJの「IIJクラウドデータプラットフォームサービス」のデータ連携基盤としてアステリアの主力製品「ASTERIA Warp」が採用されたことを発表した。IIJではデータマスキング機能や、閉域接続サービスにより安全なネットワーク環境下でセキュアなデータ活用を実現し、マルチクラウド環境でのスムーズなデータ連携を実現するためデータ連携プラットフォーム「IIJクラウドデータプラットフォームサービス」の提供を決定。データ連携基盤のエンジンとして、ノーコードでデータ連携の開発が可能かつ、豊富なアダプターを備えるWarpを採用した。

テクノロジー

ローカル環境を汚さずDockerコンテナのオーバーヘッドもなく、開発環境を自在に構築できる「Devbox 0.2.0」登場

開発ツールベンダのJetpack TechnologiesはDockerコンテナの技術を用いることで、プログラミング言語のランタイムやライブラリ、ミドルウェアなどの開発環境一式を比較的容易に導入することが可能にする「Devbox」を発表した。Devboxは、ローカル環境上に分離した環境を用意しそこで開発環境を構築可能にしつつ、Dockerコンテナのような仮想化技術を用いていないことが最大の特徴となっている。Linuxディストリビューション「NixOS」のパッケージマネジメントツール「Nix」を基盤としており、Nixのラッパーとして働き、より扱いやすくするための統合的なコマンドラインツールであると述べている。

API

あの無料API「ExcelAPI」が「Google スプレッドシート」に正式対応

「Microsoft Excel」と組み合わせて利用できるフリーのWeb API「ExcelAPI」が12月18日にアップデートされ、「Google スプレッドシート」に正式対応した。「ExcelAPI」は名前のごとく「Excel」を対象としており、「Google スプレッドシート」で利用するには工夫が必要だったが、今回のアップデートで正式な対応がアナウンスされた。「Excel」の場合は「Excel 2013」以降で利用できる「WEBSERVICE」関数で「ExcelAPI」を呼び出すが、「Google スプレッドシート」では「IMPORTXML」関数を用いることになる。

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