Automation Tech NEWS | vol.17
BizteXのメンバーが気になったニュースをピックアップしてお届けします!
RPA・iPaaS
TIS、iPaaS「BizteX Connect」とデスクトップRPA「robop」の販売代理店契約を締結
TISインテックグループのTIS株式会社とBizteX株式会社は、BizteXが提供するiPaaS「BizteX Connect」とデスクトップRPA「robop」の販売代理店契約を締結したことを発表。RPAやiPaaSツールは、事務作業をはじめとする日常の定型的、反復的な業務の自動化に有効なツールとして近年注目が集まっており、TISとBizteXも両社のアセットと強みを活かした協業モデルを検討していたとのこと。今回の契約締結により、TISとBizteXは業務自動化・効率化を課題とする企業へ「BizteX Connect」と「robop」を提供し、お客様の業務自動化のさらなる加速をねらう。
年末調整ソリューションと基幹システム連携機能の開発に着手 ~RPAと自動化プログラムの開発でさらなる生産性向上を提供~
株式会社ニーズウェルは、年末調整の手続きを効率化するクラウドソリューションと企業の基幹システムを連携するプログラムの開発に着手する。同社は2019年に導入した年末調整ソリューションにより関連する各種手続きを大幅に効率化をした一方、年末調整ソリューションと既存の基幹システムとの連携部分では手動での運用が多数残っており、業務の効率化の点で改善の余地があるとし、連携プログラムを開発・販売を計画しているとのこと。
SaaS連携データベース「Yoom(ユーム)」が新機能をリリース様々なSaaSの情報をノーコードでYoomに集約する「データコネクト機能」
業務を自動化するSaaS連携データベース「Yoom(ユーム)」を開発・運営するYoom株式会社は2022年9月20日(火)より、様々なSaaSとノーコードで連携し、クラウド上の情報を自動的にYoomのデータベースに集約・同期する「データコネクト機能」をリリースしたことを発表した。これにより、各サービス内の情報を一元管理でき、業務の効率化が実現可能となる。
SaaS・クラウド
セールスフォース、リアルタイムなCRMを実現する「Salesforce Genie」発表。ベニオフCEOがウサミミを付けてアピール
セールスフォースは、米サンフランシスコで開催した年次イベントDreamforce '22において、新機能「Salesforce Genie」を発表した。Salesforce GenieはSalesforceのプラットフォームにリアルタイム機能をもたらし、Salesforceのデータ分析やパーソナライズがリアルタイムに実行できる。これにより、さまざまなデータソースと接続して一元化したデータに対してリアルタイムでイベントドリブンな処理が可能になり、その上さまざまなアプリケーションでリアルタイム処理が可能になると述べている。
インテル、中小企業のDX/DcX推進を目指し、SaaS事業者を支援する「インテルSaaS Market Acceleration Program」を開始
インテル株式会社は21日、日本の中小企業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)/データセントリックトランスフォーメーション(DcX)や、クラウド利活用の推進を目指し、SaaS事業者に対してビジネス促進や技術支援の活動を行う「インテルSaaS Market Acceleration Program」を、2022年第4四半期に開始すると発表した。インテルSaaS Market Acceleration Programは、 ユーザーとなる中小企業がセキュリティの強化されたクラウドサービスを容易に利用できるよう、サービスを提供するSaaS事業者を技術支援し、SaaS市場の成長を図るとともに、中小企業が高度なIT人材や知識を有することなくクラウドサービスを利用できる環境を整え、労働生産性向上とDX推進を支援する。
企業分析SaaSを開発・運営するバフェットコードが資金調達を完了
企業調査・分析にかかる時間を従来比で1/20に削減する企業分析SaaS「バフェット・コード」を運営するバフェットコード株式会社は、嶺井政人氏(ほか複数人の個人投資家から株式による資金調達を実施した。バフェット・コードは個人投資家の投資判断の質と量を底上げする圧倒的に良質なプロダクトであるばかりでなく、事業会社の利用も急拡大している。M&Aにおける買収候補企業の選定や精緻な年度予算の策定、など利用が今後一層広がるよう認知向上とサービス開発を継続するとし、調達した資金は、エンジニアやデータサイエンティストなどの人材採用やプロダクト改善のほか、情報価値の高い外部コンテンツの購入、マーケティングなどに充当する計画とのこと。
マーケットトレンド
NTTデータ、1,500名以上のMuleSoft認定資格保有者を有するApisero買収
NTTデータは9月21日、北米子会社であるNTT DATA Servicesを通じて、システム統合プラットフォーム「MuleSoft」を活用したデジタルコンサルティング企業の米国Apisero Holdings Corporationを買収することで合意したことを発表した。同社は今回の買収を通じて、MuleSoftおよびSalesforceの認定資格保有者を含めApiseroの約2,100名の人材を獲得し、これまでの買収で獲得したデジタル対応力とも組み合わせることで、より一層の競争力強化を図る。
CData、主要ドライバーの機能追加やAPIバージョン対応などを行った「CData Drivers」のV22をリリース
CData Software Japan合同会社は20日、250種類以上のSaaS/クラウドデータベースとのデータ連携をシンプルにする「CData Drivers」のV22をリリースした。V22のリリースでは、ドライバープロパティの階層化によるユーザビリティ向上などのUI改善や、Salesforce、kintone、BigQueryなど主要ドライバーでの機能追加、Google Analytics GA4対応など既存製品のAPI追従、新データソースの追加などを行ったとのこと。
アドビ(Adobe)は15日(米国時間)、オンラインデザインツール「Figma」を展開するFigmaの買収を発表した。買収金額は200億ドル(9月15日時点で約2兆8,660億円)。今回の買収についてAdobeは、「AdobeとFigmaは、個人とチームのより創造的で生産的な活動を支援するという情熱を共有している。両社の広範な製品ポートフォリオから、ブレーンストーミング、共有、創造性、コラボレーションのための機能を結集する」と説明。FigmaのWebベースのマルチプレイヤー能力により、Adobe Creative CloudのWebでの提供を加速させ、クリエイティブプロセスの生産性を高めるという。
ローコード・ノーコード
SaaSのインテグレーション開発を支援するDatable、シードで2.25億円の資金調達を実施
SaaSのインテグレーション開発を支援する株式会社Datableは、シードラウンドにおいて、ALL STAR SAAS FUND、mint、並びに複数の個人投資家を引受先とする総額2.25億円の資金調達を実施したことを発表した。同社はSaaS企業向けに、自社プロダクトと SFA/CRMなど複数のツールを簡単に連携し、スムーズな運用を可能にする「datable(データブル)」を開発しており、今回の資金調達と同時にプロダクトの正式版をリリースし、SaaS企業からの一般申し込みの受付を開始した。調達した資金は、プロダクト開発および採用・組織体制の強化にあてる予定とのこと。
ワークスタイル
従業員が妊娠や出産を安心して迎えられることを目的に「産休育休ガイドブック」を公開
株式会社マネーフォワードは、妊娠・出産・育児といったライフイベントを従業員が安心して迎えられることを目的に、「産休育休ガイドブック」を作成し公開した。2022年10月1日の育児・介護休業法の改正により、新制度「出生時育児休業」がスタートし、同時に「育児休業の分割取得」も可能になるなど、子どもの出産を迎えるにあたって、より柔軟な休業取得が可能になります。同社は従業員自身のみならず家族などに訪れるライフステージの変化を安心して迎えてほしいという想いのもと、妊娠・出産・子育てや復職に関する制度やお金などのさまざまな情報、また実体験にもとづいた従業員のインタビューをまとめ、「産休育休ガイドブック」を作成したと述べている。