見出し画像

Automation Tech NEWS | vol.11

BizteXのメンバーが気になったニュースをピックアップしてお届けします!

RPA・iPaaS

ハートコア、RPA専門のECサイト「ロボットストア」公開のお知らせ

ハートコア株式会社が誰でも簡単にPC作業の自動化を実現できる、RPA専門のECサイト「ロボットストア」を公開した。「ロボットストア」はハートコアのRPA、「HeartCore Robo」の機能を活用し、請求書処理、会計照合、ERPデータ入力、従業員の入社手続き、受注処理などのサービスを大量かつ高速に提供することができる。

スターティアレイズのRPA『RoboTANGO』、『Chatwork』とAPI連携

スターティアホールディングスは、RPAツール『RoboTANGO』と、Chatworkが提供する『Chatwork』が、2022年6月下旬を予定し、API連携を開始することを発表した。これにより、『RoboTANGO』の管理画面を操作することなく、『Chatwork』からロボの実行操作ができるようになる。今後は、作成されたロボを利用する部署の方や、ロボの管理者以外の方にも気軽に利用して頂けるような機能拡充や連携を増やしていく予定とのこと。

ダイキン工業、RPAで年間10万時間の作業を自動化 TISが推進パートナーとして支援

TISは6月13日、ダイキン工業のRPA推進パートナーとして、ダイキン情報システムと共同で支援したと発表した。ダイキン工業は、バックオフィスのルーティン業務を自動化するために、2017年2月にRPAのPoCを実施。経理財務本部などを中心にRPAツール「UiPath」のパイロット運用を開始したという。支援により、目標としていた年間10万時間の作業自動化を2022年3月末時点で達成したとのこと。

自動化マーケットトレンド

ライトアップ、中小企業に特化した「ITツール連携(iPaaS)まるごと代行BPO」を提供開始

株式会社ライトアップは、2022年6月より「スモールBPO」サービスにおいて「ITツール連携(iPaaS)まるごと代行BPO」の提供を開始した。これにより、多くの中小企業が抱える「ITツールを使いこなす人材・スキルが不足している」という課題を解決し、業務効率化につなげていく。Integromat、Zapier、IFTTT等のiPaaSサービスを使用し、複数ITツールの連携と自動化設定を実施するとのこと。
<委託可能な業務>(一部抜粋)
・GmailとGoogledriveを連携し、メールで届いた請求書ファイルを自動保存&Slack通知
・スプレッドシートの一覧を元に、自動で指定時間に3つのSNSへ投稿

電通デジタル、ノーコードラボ、Walkers社と、ノーコードで新規サービス開発を支援する専門チーム「NoCode Orchestra」を発足

株式会社電通デジタルは、ノーコードのスペシャリスト集団「ノーコードラボ」として技術支援をするdeed合同会社と、ノーコード開発のパイオニアとして国内で多数の実績を持つ株式会社Walkersと共同で、ノーコードによる新規サービス開発支援の専門チーム「NoCode Orchestra(ノーコードオーケストラ)」を6月16日に発足した。「NoCode Orchestra」では、専門ソースコードの記述をせずにWebサービスやアプリなどのソフトウェアを開発できるノーコード開発ツールを活用し、新規サービス開発における設計から市場投入、その後の改善までをスピーディーに推進する。

CData Software が新製品『CData Connect Cloud』をリリース

2022年6月14日、CData Software Japan 合同会社は、クラウドデータコネクティビティをサービスとして提供する『CData Connect Cloud』をリリースした。複雑なSaaS データへの連携をシンプルにするCData Connect Cloud はクラウドBI、ローコード / ノーコードツールに100種類を超えるSaaS データに接続する「コネクティビティ」を提供する。

SaaS・クラウド

“政府認定SaaS”が誕生へ 政府のクラウドサービス認定制度に新しい枠組み

デジタル庁や総務省などは6月15日、日本政府が定めるクラウドサービスの認定制度「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度」(ISMAP)について、SaaSに限定した新しい認定の枠組み「ISMAP-LIU」(ISMAP for Low-Impact Use)を策定すると発表した。ISMAP-LIUは、クラウドサービスのうち、セキュリティ上のリスクが小さい情報を扱うSaaSの認定制度として運用するという。

弁護士ドットコムとリクルートが業務提携 規約管理を支援するSaaS「termhub」を共同開発へ

弁護士ドットコムとリクルートは、業務提携契約を締結。企業の利用規約やプライバシーポリシーの適切な管理を支援するSaaS製品「termhub(タームハブ)」の共同開発を開始した。termhubは、利用規約の掲出・更新、ユーザーの同意状況を一元管理できるサービス。企業の法務などの管理部門が作成したウェブサイトの各規約の承認申請から掲出、更新までをワンストップで管理することが可能になるという。また、各規約へのユーザーの同意情報はデータベースで管理し、必要に応じて企業が閲覧・出力できる。

複数ECモールのデータを統合するSaaS「Oxcim β版」を無料で提供開始

オプトは、6月13日、ECモールに商品を出品するメーカー企業向けに、SaaS型ECデータ統合プラットフォーム「Oxcimβ版」の提供を同日より無料で開始したことを発表した。同ソリューションは、ECモールでの売上拡大に向け、マーケット状況の分析やポジショニング、問題発見、売上の要因まで一連のプロセスにおける分析を容易に行うことを可能にする。これにより、複数のECモールを総合的に判断し、クロスチャネル(複数のチャネルをもち、かつ、顧客や在庫のデータを連携している状態)で最適化を目指す。

Web API

デジタル庁、引越しワンストップ化に向け民間サイト用マイナポータルAPIを公開へ

デジタル庁は、民間の引越しポータルサイトでマイナポータルAPIと連携した転出届や転入届の予約申請などの実現に向けた、APIの仕様書とマイナポータル申請画面インターフェイスのベータ版を提供する。2022年6月7日に閣議決定された「デジタル社会の実現に向けた重点計画」で示された、引越しにともなう転出・転入届の申請をワンストップ化する取り組みに向けたもの。2022年度中にも、全国の市区町村でマイナポータルに加えて、民間の引越しポータルサイト経由での転出・転入予約申請手続きの実現を目指す。これにともない、サービスの提供を予定する引越しポータル事業者に対して、APIの仕様書やマイナポータル申請画面インターフェイスの情報提供を開始する。

テクノロジー

プログラミングをAIが支援してくれる「GitHub Copilot」が正式サービスに、VSCodeやNeovimなどで利用可能。

GitHubは、コメントを書くとそれに基づいたコードを提案してくれるなど、プログラミングをAIが支援してくれる「GitHub Copilot」を2022年6月21日から正式サービスとして提供開始した。コメントに書かれた英語の説明からコードを生成する機能。Excelのオートフィルのように、似たようなコードが続く場合、最初の何パターンかを書くと残りをAIが補完してくれる機能、テスト用フレームワークをインポートすると、すでに実装されたコードを基にテストコードを生成してくれる機能などを備えている。

ワークスタイル

Cloudflareが2022年6月21日の障害原因はBGPの設定ミスと報告。東京データセンターを含む19の主要データセンターが一時オフラインに

CDNプロバイダーのCloudflareは、2022年6月21日午後に発生したネットワーク障害についての報告を公開した。Cloudflareの報告によると今回の障害は、この新しいアーキテクチャのネットワークに対して、データセンター間のルーティングを設定するBGP設定にミスがあったことが原因だと報告されている。これにより東京データセンターを含む同社の主要な19のデータセンターで障害が発生した。

ローコード・ノーコード

日本マイクロソフトが無料で『ノーコード/ローコード開発 ガイド』を配布中 ~「Power Apps」活用のメリットとは?

日本マイクロソフト(株)は、電子書籍『ノーコード/ローコード開発 ガイド』の無料配布を実施している。「ノーコード/ローコード開発」が注目される理由や広がるツールの選択肢、そして現場主導の開発がもたらす実効果について解説。また、Microsoftのクラウド型ローコード開発ツール「Power Apps」がアプリ開発のあり方をどう変容させ、それが組織のデジタルトランスフォーメーション(DX)にどのようにつながっていくのかについても記載しているとのこと。

Twitterでは更新記事やイベント情報の発信を行っております!