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よく使われる「神〇〇」という表現

日本ではYouTube動画やネット記事のタイトルに「神○○」という表現が多いのですが、考えることを諦めて使っているような気がしないでもないです。

実際は、よくよく考えた末に、「大衆受けするのでコレで行こう!」と決断する場合も多いと思うのですが、個人的にはあまり好きではありません。

わたしは仏教徒なのですが、安易に”神”を持ち出すことが、グローバル化した現代で適切なのだろうか?と疑問に思うことがあります。

他の宗教を信仰する友だち(おもに外国籍)にわざわざ聞くほどでもないし、めったに会わないのでついでに聞くには適当でないので、ChatGPTに聞いてみました。

Q:
日本ではYouTube動画やネット記事のタイトルに「神○○」という表現が多いのですが、キリスト教圏では、このような表現は一般できでしょうか?もし違うなら、代わりになる表現はありますか?
A:
日本語の「神○○」という表現は、「非常に素晴らしい」「最高の」といった意味で使われることが多いですが、英語圏(特にキリスト教文化の影響が強い国)では、同様の表現は一般的ではありません。宗教的な文脈で「God(神)」を使うことは慎重になることが多く、軽々しく使うと不適切と見なされる場合があります。

英語圏での代替表現

「神○○」に相当する英語表現としては、以下のようなものがあります。Ultimate(究極の)
例: The Ultimate Guide to Photography(究極の写真ガイド)
Epic(壮大な、最高の)
例: Epic Gaming Moments(壮大なゲームの瞬間)
Legendary(伝説的な)
例: Legendary Cooking Hacks(伝説の料理ハック)
Masterpiece(傑作)
例: A Masterpiece of Modern Art(現代アートの傑作)
Insane(常軌を逸した、すごすぎる)
例: Insane Trick Shots Compilation(超絶トリックショット集)
Genius(天才的な)
例: Genius Life Hacks(天才的ライフハック)
Superb(極上の、素晴らしい)
例: Superb Travel Destinations(極上の旅行先)

また、「God-tier(神レベルの)」という表現は、特にゲーマーの間では使われることがありますが、一般的なタイトルではそこまで多くは見かけません。

もし英語圏向けにコンテンツを発信する場合、日本語の「神○○」をそのまま直訳するのではなく、これらの表現を適宜使い分けると自然に伝わります。

キリスト教圏であっても、ゲーマーの間では「God-tier(神レベルの)」という表現が使われることがあるというのは意外でした。もっと厳しいと想像していたので。

A:
イスラム教圏ではどうですか?
Q:
イスラム教圏では、「神○○」のような表現を軽々しく使うことは 非常に慎重になるべき です。
イスラム教では 「神(アッラー)」の名を敬意をもって扱うことが求められる ため、娯楽や宣伝の文脈で「神級」「神レベル」といった表現を使うのは、少なくとも 宗教的な人々には不適切と受け取られる可能性が高い です。

イスラム教圏で避けるべき表現「神○○」のようにアッラー(Allah)を軽い意味で使うこと
「預言者(Prophet)」に関する軽い表現
「神のような(God-like)」という表現(唯一神の概念と対立するため)

たとえば、「God-tier」(神レベル)をアラビア語に訳して "Darajat Allah"(神の階級) のようにすると、非常に宗教的な意味合いになり、不適切とされることが多いです。

イスラム教圏での使い方については、概ね予想通りです。イスラム教では偶像崇拝が禁止されていて、神や預言者の像や絵を作ることも避けられるのですから当然でしょう。

一般的な代替表現はキリスト教の場合とあまり変わりませんが、イスラム文化に適した表現はあるようです。

イスラム文化に適した表現"Mumtaz" (ممتاز, 卓越した)
例: Mumtaz Designs(卓越したデザイン)
"Ajib" (عجيب, 驚くべき)
例: Ajib Stories from the Desert(驚くべき砂漠の物語)
"MashaAllah" (ما شاء الله, 神のご加護のもとで素晴らしい)
これは イスラム教徒の間で非常にポジティブな表現 ですが、宗教的な文脈以外では控えめに使われるべきです

ユダヤ教文化圏についても調べましたが、「神○○」の表現は避けるべき、という原則は変わりませんでした。

マーケティング視点では、、代替表現とされる、”究極の”とか”伝説的な”もイマイチな気がします。

そういえば、「究極のラーメン」といったキャッチコピーは流行りましたね。

よいキャッチコピーは、脳みそに汗をかいて考え抜かないといけない、ということだと思います。

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